セックス・ピストルズのアートワークを手掛けたジェイミー・リードの個展、渋谷パルコで開催

2013.09.10

渋谷パルコに、国内外を代表するアーティストの作品展を月替わりで開催するスペース「パルコギャラリーX」が、14日にオープンする。オープニング企画としてイギリスのアーティスト「ジェイミー・リード(Jamie Reid)」の個展を開催。

ジェイミー・リードは1947年、イギリス生まれ。アートスクールで、セックス・ピストルズ(Sex Pistols)の仕掛人であるマルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)に出会い、ピストルズのアートワークを依頼されるようになる。70年代半ばから後半にかけて発表されたアルバムワークが有名で「Never Mind the Bollocks (勝手にしやがれ)」、「プリティ・ヴェイカント」、「ホリディズ・イン・ザ・サン」のジャケットをはじめ、セシル・ビートン撮影のエリザベス女王の唇に安全ピンをあしらった「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン(God Save the Queen)」は、パンクロック時代の象徴と言われている。グラフィックファッションとさまざまなデザイナーに影響を与え、佐藤可士和も自らの仕事に関して、影響を受けていることを述懐している。

展では、セックス・ピストルズ関連の原画やアートワーク作品の他に、インスタレーションや秘蔵映像も公開される。また、パルコ限定作品と新作シルクスクリーンの販売や、ストリートファッションブランド「エクストララージ(XLARGE)」とのコラボレーションアイテム先行発売となる。

ジェイミー・リード展は、14日から10月14日まで開催。営業時間は10時から21時。

イベント情報】
“Ragged Kingdom” WORK BY Jamie Reid
会場:パルコギャラリーX
住所:東京渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコパート3・B1階
会期:9月14日から10月14日まで
編集部
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