伊勢丹新宿店は、4月20日から26日まで、雑誌『Precious』『MEN’s precious』と伊勢丹がコラボレーションしたスペシャル企画「TOKYO LUXURY」を同店本館およびメンズ館で開催している。
会期初日、開店前におこなわれたオープニングセレモニーに登壇した三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長執行役員の大西洋は、同企画が2年前の12月に持ち上がったものであることを明かし、「(このコラボレーション企画は)伊勢丹新宿店創業130周年の節目をターゲットに進めてきた。“ラグジュアリー”という言葉だけでは表現しきれない、価値あるものを提供できたら」とコメントした。
メイン会場は『Precious』セレクトのアイテムを紹介する本館1階ザ・ステージと、『MEN’s precious』セレクトのアイテムを集結したメンズ館1階プロモーション。会場では両誌の視点と感性で選りすぐった「世界最高の名品」、「10年先まで残したい名品」をテーマに各ラグジュアリーブランドの名品が紹介されている。
本館1階ザ・ステージでの注目ゾーンは、デザイン、質のよさともに第一級のバッグが並ぶショーケース。ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)からは、シチリアの美しさを讃え、太陽をいっぱいに浴びたオレンジのようなジューシーカラーの「クロコダイル シシリーバッグ」(210万円)、カラーと素材を特別仕様で仕立てたサルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の「アリゲーター ミニショルダーバッグ」(190万円)、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の「カラークロコダイルバッグ」(275万円)は、ダブルチェーンのハンドルをショルダーに、或はメッセンジャー風に斜めがけしても上品に寄り添い、大人の遊び心をくすぐるバッグだ。ブラウン×ミントグリーンという限定色のフェンディ(FENDI)「ミニ ピーカブー」(72万9,000円)も紹介している。
また、バッグとのコーディネイトを楽しむのに最適なファッションアイテムも、10年先まで着続けたいと思えるものばかり。極細のカシミア糸を編み込み、驚くほどの薄さと軽さを実現させたアニオナ(AGNONA)の「カシミア100%ニットポンチョ」(18万円)、さらりと羽織る感覚で着こなしたいチヴィディーニ(CIVIDINI)の「アンサンブルニット」(7万9,000円)などの“名作”がそろう。
さらに、会場を彩るインテリアや小物にも注目。アルフレックス(Arflex)のソファセット(310万9,000円)と並ぶセンターテーブル(33万3,000円)には、イタリア・ロンバルディア地方の最高級スパークリングワイン「フランチャコルタ サテン ブリュット」(6,500円)とともにバカラの「ブラッククリスタル シャンパンフルート」(7万円)が紹介される。会場全体を柔らかな音色で包み込んでいるのは、会場隅にセットされたヤマハの電子ピアノ(112万円)だ。
尚、4月23日には、本館4階センターパーク/ザ・ステージ#4で、スタイリスト犬走比佐乃とPrecious編集長 高橋木綿子による「大人の女性が目指すべき、真のラグジュアリーとは」をテーマとしたトークショー(午後3時30分から)が開催される。また、メンズ館1階プロモーションでは、MEN’s preciousのファッションディレクター山下英介とMEN’s Precious編集長 鈴木深による「東京ジェントルマンを探せ!」と題したトークショー(午後4時30分から)も予定されている。