ロジスティクスサービス企業DHLと、ファッションウィークを運営するIMGファッションによるファッション業界を支援する新プログラム「DHLエクスポーティッド(DHL Exported)」の受賞者が発表された。
受賞者はイタリアのフランチェスカ・リベラトーレ(Francesca Liberatore)、自身のブランド「ハカーン(Hakaan)」を持つトルコのハカン・イルディリム(Hakan Yildirim)、アメリカを拠点とし「ニコラスK(Nicholas K)」を展開するニコラス(Nicholas)とクリストファー・クンツ(Christopher Kunz)、イギリスで「ハウスオブホランド(House of Holland)」を設立したヘンリー・ホランド(Henry Holland)の4組5名。
2014年9月と2015年2月のメルセデス・ベンツ ファッションウィーク ニューヨークにリベラトーレ、ロンドン・ファッションウィークにハカーン、ミラノ・ファッションウィークにニコラスK、2014年10月と2015年3月のメルセデス・ベンツ ファッションウィーク東京にハウスオブホランドが参加予定。
日本で審査員を務めたのは、一般社団法人日本ファッションウィーク推進機構国際ディレクターの信田阿芸子、三越伊勢丹の婦人・子供統括部付部長の中川一、「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」デザイナーの岩谷俊和、DHLジャパン執行役員マーケティング担当の高田淳子。
2014年より開始の同賞は、IMGファッションが2月17日から4月2日まで応募を受け付け、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、東京の各拠点における審査委員会が3組のファイナリストを選出。DHLエクスポーティッドはファッションウィークのランウェイショーのプロデュースを2シーズン継続して後援し、最終作品を会場に輸送するロジスティクス費用も負担する。DHLとIMGファッションへの応募総数は世界36ヶ国から計150件に上った。