旅、冒険に出たくなるこの1冊、NADiff a/p/a/r/t・スタッフが選ぶ2016年ベストオブブック【vol.3】

2016.12.29

毎週木曜日に連載企画「今読むべき1冊」を担当いただいている、東京恵比寿店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)に、2016年もたくさんの書籍をご紹介いただきました。

今回は1年の締めくくりに、ナディッフ アパートの5人のスタッフが“2016年発行の書籍の中から選んだベストオブブック”を31日まで毎日1冊ずつお届けします!3日目は、スタッフKさんが選ぶ2016年ベストオブブック。


『ぼくの道具』石川直樹 (平凡社)

極地から都市まで…世界中をする写真家、石川直樹。本書はそんな石川が2015年夏K2長期遠征の際に愛用したものを中心に96点もの道具について綴ったエッセイである。「道具の選択にルールなどない。自分の身体に合わせてその場で選び取るしかないのだ」と語る石川。登場する道具たちは数々の旅での実体験をもとに石川が独自の視点で選んだまさにタイトルの通り「ぼくの道具」である。旅でのちょっとしたエピソードが織り交ぜてられており、極地での過酷な冒険の一瞬を垣間見たかのような気持ちにさせられる。登山や旅好きの人はもちろん、そうでない人も楽しめる1冊だ。

常に話題の写真家石川直樹。道具を通して彼の作品作りを知ることが出来る1冊です。装丁もこだわっているので是非店頭で手に取っていただきたいと思いご紹介させていただきたいと思いました。


【書籍情報】
『ぼくの道具』
編著:石川直樹
出版社:平凡社
190×140mm/240頁
発売日:2016年1月
価格:1,500円

>> vol.4 最も衝撃的だった1冊を見る
>> vol.2 ギフトにおすすめの1冊へ戻る
NADiff a/p/a/r/t・スタッフK
  • 『ぼくの道具』石川直樹
  • 『ぼくの道具』石川直樹
  • 『ぼくの道具』石川直樹
ページトップへ