フレデリック・カッセルが、12月26日から1月9日までの期間、3つの新作「ガレット・デ・ロワ」を販売する。
ガレット・デ・ロワは、1月6日に行われるキリスト教のエピファニー(公現祭)を祝って食べられるお菓子。丸く焼いたパイの中にアーモンドクリームとフェーヴ(ソラマメ)という陶器の人形が入れられており、フランスではこれを家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は幸運が1年間継続すると言われている。
フレデリック・カッセルでは、香ばしく焼き上げたフィタージュ(パイ生地)にコクのあるアーモンドクリームと、フェーヴの代わりにアーモンドを入れたガレット・デ・ロワ(トラディショネル/2,000円)を用意。アーモンドに当たったら、フランスと同じくフェーヴをひとつもらうことが出来る。毎年変わるフェーヴだが、今年は彫刻家のフランソワ=グザヴィエ・ラランヌによる彫刻をモチーフにした5種類のフェーヴが登場する。また、今年も通常のガレット・デ・ロワに加え、限定のガレット・デ・ロワとなる「ミルフイユ」(1,400円)も用意。パイ生地にクレーム・ミルフイユをはさみ、フランソワ=グザヴィエ・ラランヌが愛したラムのジュレが合わせられた。キャラメルを使った「キャラメル・ポム」(2,200円)も提供される。