『ゲゲゲの鬼太郎』の作者、水木しげるの人生を辿る回顧展が松屋銀座で開催

2016.12.24

『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家・水木しげるの人生を辿る回顧展「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」が、17年3月8日から20日まで松屋銀座にて開催される。

水木しげるは、昨年11月に93歳で亡くなった漫画家。『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』など多くのヒット作を生み出した漫画家として知られるだけでなく、それらの作品を通じて妖怪文化を広めた妖怪研究家としても高く評価されていた。また、戦争で片腕を失い、復員後は貧困に苦しむなど波乱に満ちた生涯ではあったが、独特のユーモアと示唆に富んだ多くの言葉を遺している。

同展では、水木プロダクションの全面的な協力のもと、少年期の習作から、戦地で描いたスケッチ、貸時代からの貴重な漫画や妖怪画の原稿まで、水木が遺した130点以上の貴重な資料を展示。また、その人生経験に裏打ちされた独自の哲学が読み取れる名言も紹介される他、水木の書斎の再現や愛用していた私物、世界中で収集した妖怪・精霊像コレクションなども出展される。

展覧会情報】
「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」
会場:松屋銀座8階 イベントスクエア
住所:東京都中央区銀座3-6-1
会期:17年3月8日~20日
時間:10:00~20:00(17年3月20日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)
料金:一般1,000円(700円)、高校生700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円 ※()内は前売り料金。ヤフーパスマーケット、セブンイレブン、ローソン、チケットぴあにて1月10日~3月7日まで販売
HEW
  • 水木しげるとその作品たち1 2010年頃
  • バナナを食べる水木夫妻 1989年
  • 自画像「思い」 1936年
  • 一反木綿 1991年
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