「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」は、ブランドを代表するアイコン「モノグラム」を新解釈するプロジェクト「アイコンとアイコノクラスト」を発表した。
建築家のフランク・ゲーリー(Frank Gehry)、ファッションデザイナーの川久保玲、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)、クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)、プロダクトデザイナーのマーク・ニューソン(Marc Newson)、写真家兼映画監督のシンディ・シャーマン(Cindy Sherman)の6クリエーターが、モノグラムをモチーフに自由な発想でバッグを創造。アート、建築、デザインの3領域にわたり、各ジャンルを超越した新分野を生み出すべくコレクションをつくり出す。
「私達は魂を込めて自らの手で何かをつくり出す人々に注目した。様々な視点から生まれたアイデアが新たなモノグラムコレクションとなるのは興味深く、彼らの世界観を目の当たりにできるのは刺激的」と、ルイ・ヴィトンのエグゼクティブ・ヴァイスプレジデントであるデルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)はコメント。ウィメンズのアーティスティック・ディレクターを務めるニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)と各分野のクリエーターを選出したという。
モノグラム限定コレクションは10月中旬より世界各国の限定店舗で展開し、ローンチイベントは11月7日にニューヨークで開催予定。
モノグラムは、1896年にジョルジュ・ヴィトン(Georges Vuitton)によって考案。父親であるルイ・ヴィトンのイニシャル「L」と「V」を組み合わせた。