女優のマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)は1926年6月1日生まれ。アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身。1962年8月5日逝去。
16歳で働き始め、42年に最初の結婚するが4年で離婚。この頃モデルとして見出され、芸能界デビューを果たす。47年に映画『The Shocking Miss Pilgrim』で女優デビューするも、なかなか芽が出なかった。
その後、主演した『ナイアガラ』で、独特の歩き方「モンロー・ウォーク」を披露し、『紳士は金髪がお好き』や『百万長者と結婚する方法』などのヒットにより“おバカなブロンド”というイメージが定着する。55年以降は正統派女優としての地位を確立するため「マリリン・モンロー・プロダクション」を設立し、56年に最初の映画『バス停留所』を製作。57年には映画『王子と踊り子』で、英国アカデミー賞にノミネートされ、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞を受賞した。60年、『お熱いのがお好き』の演技でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した。
仕事は順調だったが62年8月5日、睡眠薬の過剰摂取のため36歳の若さで死去し、波紋を呼んだ。私生活では、2度目の結婚を野球選手ジョー・ディマジオと。しかし、8ヶ月で離婚。56年には脚本家のアーサー・ミラーと結婚したが、こちらも61年に離婚した。59年頃からジョン・F・ケネディ大統領と不倫関係にあり、ケネディの45歳の誕生日パーティーに、『ハッピーバースデートゥーユー』を歌を披露した。これは彼女が公の場に姿を現した最後の機会だった。