てぬぐいの専門店「かまわぬ」のインターナショナルブランド「バイ カマワヌ(BY KAMAWANU)」が7月21日から8月21日まで、代官山 蔦屋書店2号館の建築・デザインフロアでポップアップストアをオープンする。
「バイ カマワヌ」は14年に、日本古来よりある“てぬぐい”の概念を刷新するスカーフコレクション「スカーフ バイ カマワヌ(SCARF BY KAMAWANU)」を発表。ファーストコレクションでは、“注染”という明治時代から伝わる染色技法を用いて、日本の藍色の色幅を活かしたデザインのスカーフを展開した。
デザインを務めるのは、デンマークの首都・コペンハーゲンを拠点に、世界で活躍するトーマス・リッケ氏(OeO design studio)。15年の新作では、彼が東京の風景にインスピレーションを受けた大胆で抽象的なグラフィックが特徴で、新たに「ボールド」と「ライン」のコレクションが登場。
これまでのコレクションを踏まえながら、東京という都市の景観の構造や建物のコントラストから得たイメージがシンプルかつ美しいパターンで表現。1月にパリで開催された、欧州最大級のインテリア・デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」で発表され、アメリカ、ドイツ、デンマーク、オーストラリアなど各国で展開されている。
ポップアップショップでは、空間デザイナーの松村和典が“風と便り”をコンセプトにデザインした店内で、15年新作・新色と、世界展開に向けてセレクトされたアイテムが販売される。