1993年生まれのミュウミュウ(miu miu)が初めてフレグランスを発表した。発売日は11月4日とまだ先だが、7月4日のパリでのお披露目イベントに続き、日本でも本日16日、セレブやプレス関係者などを招き、同ブランドの銀座ブティックにて発表会が開催された。来場のゲストの顔ぶれはまた後日、別の記事で紹介する。
ミュウミュウ・ファンならひと目で気付くかもしれない。そのボトルデザインはアイコンバッグ「マテラッセ」をイメージしたもの。フェミニンでクラシカルなブルーと対照的なのは、キャップにあしらわれたクリアな赤いディスク。遊び心あふれるカラーコンビネーションがブランドのシグネチャーを感じさせる。
そしてその対比性は、香りにも現われている。はじめに香るのは、スズランやジャスミン、ローズなど若々しいフローラルノート。そのフレッシュさとコントラストを描くのは、後に残るウッディで記憶に残る香り。ラストノートに使われているのは、香水に使われるのは珍しいとされるアキガラウッドという香料で、パチョリというハーブから抽出されている。
発表会の会場となったミュウミュウ銀座のブティックは、一夜限りの贅沢なディスプレイが施された。壁面にはこの新オードパルファムのボトルがずらり。テーブルにも大中小のオードパルファムが並べられ、側にはメインの香りでもあるスズランの花が添えられた。また、ディスプレイ用に特大のボトルも登場。フレグランスと同時に、スティーヴン・マイゼル撮影による広告ビジュアルも解禁に。映画『ニンフォマニアック』でヒロインを務めたステイシー・マーティンが初代イメージガールを務める。
ラインナップは、「ミュウミュウ オードパルファム」(30ml 7,800円、50ml 10,400円、100ml 15,000円)、「シャワージェル」(200ml 6,500円)、「ボディクリーム」(150ml 9,700円)。全国発売に先駆け、一部の百貨店やブティックでは10月初旬に先行発売されるという。