株式会社 三陽商会が基幹事業のひとつとして新たに展開する英ライセンスブランド「マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)」の第1号店が、7月14日、横浜の京急百貨店(神奈川県横浜市港南区上大岡西1-6-1)にオープンした。
売場は、6月で同社とライセンス契約が終了した「バーバリー ロンドン(BURBERRY LONDON)」の跡地。4階のウィメンズは約125平方メートル、6階のメンズは約106平方メートル、それぞれフォーマルウェアからカジュアルウェア、革小物、ネクタイなどのアクセサリーを含め常時顧客のニーズに合わせたアイテムを幅広く充実させる。
「マッキントッシュ ロンドン」事業部長の永井英明は「昔からあったような存在感、重厚感、安心感を与える高いクオリティーを目指したので、自信を持っておすすめできる。オープン前の2日間で行った顧客向けの受注会では1,000万円の受注を得ることができ、中でもバーバリーで展開の少なかったバッグ、スモールレザーグッズ、傘など小物類が好評だ」と話す。
今回の第1号店のオープンと共に15-16AWシーズンよりデビューした「マッキントッシュ ロンドン」は、社会的地位のある45歳以上の男女に向けて英国を代表するアウターウエアブランド「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」の伝統を継承しながら、カジュアルウエアからフォーマルウエアまでオーセンティックなトータルコレクションを提案する。アイテムの価格帯は、ウィメンズがアウター5万6,000から35万円、ジャケット5万6,000から18万円、ドレス5万9,000から8万9,000円、カットソー1万6,000から2万9,000円、雑貨1万2,000から19万円など。メンズは、アウター4万9,000から45万円、スーツ11万から20万円、ジャケット6万9,000から14万円、カットソー1万4,000から3万5,000円、雑貨5,500から14万円など。
今後、7月中旬から9月中旬の2ヶ月間で出店する売場数は、全国の百貨店を中心に全263店。8月26日は1日で40売場をオープンさせるなど、8月下旬をピークに一挙に出店を予定している。かつてのバーバリー店舗数360店舗に届く勢いに上る出店数は同社にとって過去最高の規模となる。また、7月から8月に掛けては、同社が同じく15-16AWシーズンより立ち上げる、三原康裕手掛ける「ブルーレーベル・クレストブリッジ(BLUE LABEL CRESTBRIDGE)」「ブラックレーベル・クレストブリッジ(BLACK LABEL CRESTBRIDGE)」の店舗展開も控えている。