伊勢丹新宿店メンズ館では、10月28日から11月10日まで、日本を代表する靴デザイナーからファクトリーブランド、ビスポークブランドの靴を一同に紹介するイベント「JAPAN靴博2015」を同館1階紳士靴売り場で開催する。
「JAPAN靴博2015」は、三越伊勢丹で開催されている「JAPAN SENSES」の一環として行われるもの。「JAPAN SENSES」とは、日本のモノづくりや素材、伝統、技術を活かしつつ、現代においても新鮮な価値を感じさせるモノ・コトを紹介するキャンペーンだ。
ミハラヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)からは、三原康裕が最も好んでいるノルベジェーゼ製法で仕上げたシューズが登場するほか、ヒロシツボウチ(HIROSHI TSUBOUCHI)は、グラムロックとトラッドを融合させた“グラムトラッド”なシューズを用意。ペルフェット(PERFETTO)は、三種の素材を用いた個性派シューズ、エントアン(ENTOAN)は、硬い毛羽立った素材を全面的にあしらったシューズを紹介する。
ジョリ(JOLI)は、爪先、踵、ヒールに蒔絵師による漆加工が施し、ビブリオテック(bibliotek)は、バウハウスとロシア構成主義がテーマ、マコトタグチ(makoto taguchi)は、靴を構成する要素を極端にデフォルメしたシューズ、吉見鉄平と康澤民(こうさわみ)のクラシックなスパッツシューズなどの復刻版も展開する。
オーツカ(Otsuka)シンス1872は、ボディに漆塗りと金箔を施し、ユニオンインペリアル(UNION IMPERIAL)は、ウシ科のクーズー(KUDU)という動物の革を約1年間タンニンで鞣した素材を用いたシューズ、マドラス(MADRAS)は、イタリアンレザーを用いて手仕事で仕上げたシューズ、リーガル(REGAL)は、マスターピースのローファーとレギュラーでは使えないベジタン革などを紹介する。