NY発ラグジュラリーブランド、プロエンザ スクーラー (Proenza Schouler)は10月14よりブランド初のカスタマイズバッグとなる「 PS ピン バッグ」を世界に先駆けて日本で先行発売。それを記念し、20日までポップアップストアも開催している。
開催初日の朝にはデザイナーのJack McCollough (ジャック・マッコロー)氏とLazaro Hernandez(ラザロ・ヘルナンデス)氏も来場した。この「 PS ピン バッグ」をどのようにして考えたのか?と尋ねると、「女性って同じバッグでもチャームをつけたり、スカーフをつけたり、自分でパーソナライズするでしょう? そのカスタマイズ精神をデザインに落とし込んだら面白いのではという発想から生まれました」とデザイナーのひとりであるラザロ・ヘルナンデス氏は答えた。
日本初のエキジビション形式のポップアップストア会場となった伊勢丹新宿店本館1F=ザ・ステージでは、チームラボ(teamLab)とコラボレーションしたインスタレーションも実施。モニターを天板にした什器にバッグを置くとその色に合わせてモニターのグラフィックや色が変化する。「チームラボの仕事はクール。遊びごころのある若々しいデザインのアクセサリーの世界観を表現する為に、彼らとアイデアを出し合って考えた」(ラザロ・ヘルナンデス氏)
また、プロエンザ スクーラーを担当する伊勢丹新宿本店のインターナショナルデザイナーズ・ウエスト部門のセールスマネージャー高橋政樹氏は「今回のポップアップストアの開催はお客様への認知度向上が一番の目的」と話しており、キャッチーな商品アプローチのみならずディスプレイのこだわりにも、往来客の興味を引くに十分な仕掛けが施されている。
店頭に並んでいる商品は、世界初お披露目の「 PS ピン バッグ」の他、2016年リゾートコレクションのウェア。空間デザインは天然素材と工業的な素材を対比させた20世紀のアメリカのミニマル・アートの彫刻からインスパイアされており、コンクリートとメタルに覆われたモダンな内装に仕上げられている。