三越伊勢丹が、“2016年おせち料理”の予約承りをスタートした。期間は三越が9月30日から12月24日まで、伊勢丹が10月7日から12月23日まで。
“食文化×伝統×アート”がテーマの三越は、三越限定66種類を含む計346種類を用意。三越日本橋本店では、同店本館の吹き抜けにそびえ立つ“まごころ像”と呼ばれる天女像建立55周年を記念した、暗闇坂 宮下の「まごころの二段重」(5万円)を始め、日本橋の地で50年以上に渡って地域に根差した活動を行う日本橋三四四(みよし)会に属する、割烹 日本橋とよだの「和風二段」(3万円)、素材と味付けにこだわり、食塩を使わずに製作した石井食品の「食塩不使用パックおせち」(9,000円)などを展開。
三越銀座店では、今年2月に銀座三越にオープンした銀座うち山の「銀座三越 特製おせち二段 黒豆・鯛茶のたれ付」(税込7万円)や、日本料理としゃぶしゃぶの名店・吉祥 銀座本店による「吉祥特製おせち一段 子宝瓶詰3種付」(4万3,000円)などが販売される。
“アート&フューチャー”がテーマの伊勢丹は、伊勢丹限定78種類を含む、計358種類を用意。有田焼の創業400年を記念して、吉祥紋の“松”、“竹”、“梅”をモチーフに製作した特別な有田焼のお重に、実力派シェフ6人の料理を詰め込んだ「有田焼おせち」が登場する他、“シャンパーニュを主役におせちを楽しむ”をテーマに「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2006」や、「ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2004」にマッチするおせちが提供される。
また、“幸運・幸福”をキーワードに、スペインのならわしである“大晦日の夜の鐘の音に合わせてぶどうを12粒食べると幸福な1年を過ごせる”という言い伝えにちなんだ「スパニッシュ・ピンチョス三段重」(5万円)や、七福神モチーフの「那須の恵みと七福神めぐり二段」(3万9,000円)などを販売する。