「H&M」は日本での店舗展開に積極的だ。同社によると、昨年度の国内売り上げは前年度比62%増を達成。今年は更なる増収を見込んでいる。また、4月に今秋の広島進出を発表したばかりだが、同じく秋に新潟・栃木・千葉に3店舗オープンする他、新ラインも導入する。
県内初出店となる新潟の「H&M 新潟」は11月上旬オープン予定の新商業施設「ラブラ(LoveLa2)」内に2フロア、売り場面積約2,000平方メートルの店舗を予定。同じく栃木県内初出店の「H&M 宇都宮インターパーク店」は1フロアで約2,300平方メートル。千葉県内2店舗目となる「H&M ユニモちはら台店」は1フロア、約1,900平方メートル。3店舗共にウィメンズ、メンズ、キッズ、アクセサリーなどフルラインアップがそろう。
H&Mは今春関西にオープンした3店舗を含め現在29店舗を運営。全世界ではこの半年間で152店舗をオープンしており、今年は約350店舗の出店を予定している。
また、9月には3月のパリ・ファッションウィークで発表したハイプライスライン「オータムコレクション(Autumn Collection 2013)」とメンズウエアコレクション「マウリッツ・アーカイブ(Mauritz Archive)」を発売する。前者はH&Mで最もラグジュアリーなアイテムをそろえたラインで、5日から世界でローンチし、国内では限定店舗で扱われる。後者はH&Mのルーツ・メンズアウトドア衣料品店「マウリッツ・ウィドフォース(Mauritz Widforss)」をインスピレーション源とした、素材と機能性にこだわった全21型を用意。19日から世界同時発売。国内では渋谷店、新宿店、心斎橋店、梅田店で扱われる。
11月14日にはイザベル・マランとのコラボレーションコレクション「イザベル・マラン・プール・H&M(ISABEL MARANT POUR H&M)」発売も控えている。国内取り扱い店舗は未定。