東京建物と大成建設は23日、東京都千代田区大手町1-5-5に建設中の高層ビルの名称を「大手町タワー」と決定した。8月30日に一次竣工し、供用を開始する。10月2日には地下商業ゾーン「オーテモリ(OOTEMORI)」が先行オープンする。全体竣工は来年4月を予定。
大手町タワーは地上38階、高さ約200m。オフィス、アマンリゾーツグループのホテル、オーテモリで構成される。オーテモリは、施設内に東京メトロ東西線と丸ノ内線の連絡通路を有し、地下鉄5路線が乗り入れる大手町駅地下ネットワークの中心に位置。
10月2日の先行オープンでは飲食、食物販、サービスを中心とする25店舗、来年春の2期オープンではファッション雑貨、コスメ、カフェなど5店舗が開店予定。大手町エリアに少ない「女性が使いやすい、入りやすい」ショップを中心にラインアップする。成城石井の新グロッサリーストア「(仮)エピスリーボヌール(EPICERIE BONHEUR)」、レストラン「リゴレット」などを展開しているヒュージ(HUGE)によるスペイン風魚介食堂「ラペスケーラマリスケリア(La Pesquera -MARISQUERIA-)」、ハルヤマシタ(HAL YAMASHITA)東京エグゼクティブシェフである山下春幸が手掛ける和食ラウンジ「(仮)ハルヤマシタ大手町ラウンジ(Lounge)」などの新業態店舗や商業施設初出店ショップを予定している。