建築・インテリアデザイナーのデヴィッド・コリンズ(David Collins)が7月17日に58歳で死去した。3週間前に皮膚癌の宣告を受けたばかりだったという。
コリンズは1955年、アイルランド・ダブリン生まれ。1985年にロンドンでデビッド・コリンズ・スタジオを設立し、四半世紀に渡り世界各国のホテルやレストラン、ショップなど、ラグジュアリー業界のインテリアを設計してきた。
今年4 月に六本木ヒルズにオープンした「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の世界初のアクセサリーストアを始め、同ブランドのロンドンや香港、上海の店舗デザイン、また、ロンドンの五つ星ホテル「クラリッジズ(Claridge's)」のバーや、三つ星シェフのゴードン・ラムゼイ(Gordon Ramsay)手掛けるレストランも手掛けている。
また、先月、「ジミー・チュウ(JIMMY CHOO)」の全世界の新ストアデザインを担当することが発表され、来年春にビバリーヒルズに第1号店のオープンが予定されている。
現在、各メディアを通して、マドンナら各界の著名人達からも死を悼む声が寄せられており、デビッド・コリンズ・スタジオのサイトでは追悼文が掲載されている。一般向けのセレモニーも予定されているとのこと。