カリフォルニア発のコスメブランド「ザ・バーム(The Balm)」が、今夏日本に初上陸する。発売に先駆け、六本木のグランドハイアットで25日に報道陣向け発表会が開催された。
同ブランドは、CEOを務めるマリッサ・シップマン(Marissa Shipman)が12年前にサンフランシスコで設立。リップバームから始め、徐々にアイテムを増やし、今では世界52ヶ国で約80品目を展開している。口コミで人気に火が付き、YouTubeではファンによるメイクアップ動画が数多くアップされている。
一番の特徴は、古き良き時代のアメリカを思わせるレトロなパッケージとユニークなネーミング。”主導権を握る女性”をテーマとしており、プレストパウダーの「メアリールーマナイザー」「ベティ―ルーマナイザー」(各2,400円)は、女遊びする男性を意味する“ウーマナイザー(WOMANIZER)”をもじった造語「マンナイザー(MANIZER)」をアイテム名に取り入れ、男性をコントロールする女性を表現。「男性選びは焦らずに」をテーマとした「ミートマットヌード」(4,200円)は、9名のマット(9色のマットカラーを男性の名前“Matt”にかけたジョーク)を試すことができる。
また、一つのアイテムを何種もの用途に使えるマルチタスク性もポイント。それぞれ異なるカラーの「タウンボーイ」「カバナボーイ」「フラットボーイ」(各2,100円)はチークとシャドウ、前述のメアリールーマナイザーはハイライト、アイシャドー、シマーパウダーなどに使用可能。2児の母として多忙な日々を送るマリッサは、短時間で効果的なメイクができるアイテム作りを心掛けているという。
マリッサは発表会に合わせて来日。「ザ・バームを初めて使う方には、『メアリールーマナイザー』と、アイシャドーやハイライトとして使えるヌーディーな12色のパレット『ヌードチュード』(3,800円)が特におすすめ」とコメントした。
ザ・バームのメイクアップアイテム全26種は、プラザ、ロフト、東急ハンズなどのバラエティーショップで来月8日より販売開始予定。