「アディダス シルバー(adidas SLVR)」2013年春夏コレクションの広告キャンペーンとイメージビデオでは、今季も監督にウィリー・ヴァンデルペール(Willy Vanderperre)、スタイリストには ジェイ・マサクレ(Jay Massacret)を起用した。
ヴァンデルペールはディオール オム(Dior Homme)やラフ シモンズ(Raf Simmons)のキャンペーンも手掛けたベルギー出身のファッションフォトグラファー。マサクレはY-3のキャンペーンやファッション誌のスタイリングで活躍している。彼らの得意とする静と動を融合させたムービーは、マーシャルアーツと映画『ファイトクラブ』でブラット・ピットが着用した衣装、そして人間の体にインスパイアされたコレクションを表現している。
革新と伝統を融合するコンテンポラリーなスポーツウエアコレクションを展開するアディダス シルバーは、アディダス スタイル部門の傘下ブランドとして2009年にデビュー。2010年より、ドイツ出身のデザイナー ダーク・ショーンベルガー(DIRK SCHONBERGER)が同部門のクリエイティブ・ディレクターを務めている。「SLVRはアディダスの卓越したテクノロジーに支えられ、スポーツウエアの限界を打破し続けています。パフォーマンスとテーラリングを融合させて、現代のカルチャーにふさわしいと確信出来るものを創造しています」とダーク・ショーンベルガーは語っている。日本には2011-12年秋冬シーズンに本格上陸した。
また、アディダス シルバーは、2013年1月8日から11日の期間にイタリア・フィレンツェで開催される世界最大級の紳士服の見本市ピッティ・イマジネ・ウォモに初参加する。2013-14年秋冬のメンズ・ウィメンズコレクションを広さ100平方メートルの単独ブースで披露する。
アディダスのスタイル部門では、他に「アディダス ネオ レーベル(adidas NEO Label)」、「ポルシェ デザイン スポーツ(Porsche Design Sport)」、山本耀司とのコラボレーションによって誕生し、同氏がクリエイティブ・ディレクターを務めるラグジュアリーブランド「ワイスリー(Y-3)」を傘下に持つ。