10周年を迎えた「ヴィヴィアン・ウエストウッド青山店」のアニバーサリーイベントのオープニングパーティーで、ゲストへの手土産として配られたのが、ブランドのアイコンであるオーブマークの焼印がされた、東京・柴又の老舗和菓子店「い志い」のどら焼き。
柴又の観光名所であり、数々の老舗が並ぶ帝釋天参道に店を構えるい志い(東京都葛飾区柴又7-6-20)は、文久二年(1861年)に呉服店として創業。当時から常連客へのおもてなしとして出していた茶菓子などが評判となり、戦後、和菓子店として営業を開始した。以来長年、地元の人や観光客に愛され続けている名店だ。
どら焼きは、卵の優しい香りが漂うふっくらとした手焼きの生地の間に、二昼夜かけて丁寧に炊きあげられた大納言の餡がたっぷり。材料はすべて国産で、保存料などは一切使用していない。すべて手作業で一つずつ丹精込めて作られている。
そんな、長年の伝統の味と技術を受け継いできた逸品は、焼き上がりと同時に次々と売れていってしまうほどの人気ぶりなのだとか。