ヴィヴィアン・ウエストウッドが選んだ老舗「い志い」のどら焼き【プレスのオススメ】

2013.07.24

10周年を迎えた「ヴィヴィアン・ウエストウッド青山店」のアニバーサリーイベントのオープニングパーティーで、ゲストへの手土産として配られたのが、ブランドのアイコンであるオーブマークの焼印がされた、東京・柴又の老舗和菓子店「い志い」のどら焼き。

柴又の観光名所であり、数々の老舗が並ぶ帝釋天参道に店を構えるい志い(東京都葛飾区柴又7-6-20)は、文久二年(1861年)に呉服店として創業。当時から常連客へのおもてなしとして出していた茶菓子などが評判となり、戦後、和菓子店として営業を開始した。以来長年、地元の人や観光客に愛され続けている名店だ。

どら焼きは、卵の優しい香りが漂うふっくらとした手焼きの生地の間に、二昼夜かけて丁寧に炊きあげられた大納言の餡がたっぷり。材料はすべて国産で、保存料などは一切使用していない。すべて手作業で一つずつ丹精込めて作られている。

そんな、長年の伝統の味と技術を受け継いできた逸品は、焼き上がりと同時に次々と売れていってしまうほどの人気ぶりなのだとか。
Yoko Kakinuma
  • 柴又といえば、映画『男はつらいよ』の寅さんの街。それを象徴する「寅」の刻印も印象的。180円
  • もともとは江戸時代の文久二年(1861年)に、「い志い呉服店」として創業。戦後、和菓子店として営業。築約150年という木造家屋からは、歴史の重みを感じる
  • 生地は一枚一枚、手作業で焼き上げられる。華麗な手さばきとなめらかで美しい生地は、つい見とれてしまうほど
  • 「普通のことを、普通に」それがこだわりだという4代目の石井久喜氏
  • 刻印を焼き付けているところ。すべて手作業で作られている
  • 米粉を使用したメレンゲの焼き菓子。各380円から。そのほか、米粉を使ったロールケーキや生クリークムと餡を挟んだ「塩どら焼き」なども、人気商品
  • 東京・柴又の老舗・和菓子店「い志い」
  • 東京・柴又の老舗・和菓子店「い志い」
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