キンフォークの地元“ポートランド”の香りを醸すパドラーズコーヒー【プレスのオススメ】

2013.07.19

トレンドに敏感かつ鋭い審美眼をもつプレスの方々が選んだフードを紹介するシリーズ。今回は「パドラーズコーヒー」のコーヒー豆。

先日、日語版が発売されたアメリカ発のライフスタイル誌『キンフォーク(Kinfolk)』。その創刊記念パーティーで、ゲストへの手土産として用意されたのが、キンフォーク誕生の地でもある、アメリカ・ポートランドのコーヒー焙煎店「スタンプタウン・コーヒー・ローターズ」のコーヒー豆だ。

シアトルと並びコーヒーの街と知られているポートランド。中でも地元の人に愛され続けてきたのがスタンプタウン・コーヒーだ。1999年の創業以来、上質な豆を厳選して使用するだけでなく、豆の品種や産地、味の特徴などを明示して販売。豆の違いを楽しむというコーヒースタイルを他店に先駆けて提案し、現代のコーヒー文化を作り上げてきたと言われている。今ではシアトルやマンハッタンなどにも進出し、“一番おいしいコーヒー”に、その名を挙げる通も少なくない。

そんな名店のコーヒー豆を日本で唯一購入できるのが、東京・参宮橋にあるコーヒースタンド「パドラーズコーヒー」。ポートランドから直送した豆を常時数種類取りそろえ、焙煎後10日以内の新鮮な豆のみを販売するというこだわりを貫く。住所は東京都渋谷代々木4-5-13 レインボービル3・1階、イタリアンレストランの「ライフサン(LIFE SON)」、自家製酵母パンと焼き菓子店「タルイベーカリー」に併設されている。

日本版キンフォークの圓角航太(えんがく・こうた)編集長は、「ポートランドの味を紹介したかったのと、ポートランドのコーヒーを1人で日本に持ち込んだパドラーズコーヒーの松島大介さんへのリスペクトを込めて、パーティーのギフトに採用した」と語る。
Yoko Kakinuma
  • 滋賀県の陶芸作家・大谷哲也によるパドラーズコーヒー、オリジナルのカップ。コーヒーの味はもちろん香りや、色などを最大限に引き出すよう、試行錯誤を重ねたそう。
  • 原産地の異なるコーヒー豆を、常時、数種類用意。この日は、後味にナッツのような余韻を感じる中南米・ニカラグア原産の豆や、フルーティで爽やかな酸味が特徴のエチオピア原産など。200g1,500円から
  • オーナー・松島大介さんは15歳の頃からポートランドに在住。「日本にも、ポートランドのような、人と人がつながるコーヒーショップを作りたい」と、開業を決意。
  • オーナーのもうひとり、加藤健宏さん。もともと、都内のコーヒーショップでバリスタとして活躍。縁があって松島さんと出会い、一緒に店をスタートさせることに。
  • 「今までありそうでなかった、コーヒーのある生活を楽しんでもらいたい」という想いのもと、今年の4月にオープン。
  • コーヒーは一杯ずつ丁寧にドリップされる。
  • 木の温もりが漂う落ち着いた店内は、つい長居してしまいたくなるような心地のいい空間。
  • 天気のいい日は、テラス席が気持ちいい。併設するベーカリー「タイルベーカリー」の焼きたてのパンとともに、コーヒーをいただけるのも嬉しい。
  • コーヒー豆は「スタンプタウン・コーヒー」から直送。
  • コーヒー豆を日本で唯一購入できるのが、東京・参宮橋にあるコーヒースタンド「パドラーズコーヒー」。
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