「グッチ(GUCCI)」などラグジュアリーブランドを傘下に持つケリング(Kering)グループとユークス(YOOX)グループの合弁事業の一環として、事業内6ブランドのオンラインショップが6月末にオープンした。
ブランドラインアップは、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」「バレンシアガ(Balenciaga)」「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」「サンローラン(Saint Laurent)」「セルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)」と「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」。
両社は、ケリングのラグジュアリービジネスにおける経験や知識と、ユークスの持つEコマースの技術や経験の相乗効果を狙い、昨年8月にイタリアでジョイントベンチャーを設立していた。
ユークスは、オンラインセレクトショップの「ユークス・ドットコム(yoox.com)」や「ザコーナー・ドットコム(thecorner.com)」、シューズに特化したオンラインショップ「シュースクライブ・ドットコム(shoescribe.com)」などを展開する他、「アルマーニ(ARMANI)」や「ゼニア(Zegna)」「マルニ(MARNI)」など世界中のブランドのオンラインショップの運営も手掛けている。ヨーロッパ、アメリカ、日本、中国、香港など100ヶ国以上にオフィスを構え、イタリア証券取引所に上場。昨年は3億7,600万ユーロ(約500億円)の売上高を記録している。