パンクスタイルの象徴、ライダースジャケットも今秋冬の注目アイテム。ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されている展覧会でもフィーチャーされている。
メンズのアイテムであるこのジャケットをモードに着こなすには、素材選びとシルエットが鍵となる。
ライダースジャケットといえば、「ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン」。パターンを複雑に組み合わせ、素材はチェックのツイードやレザーを使用。ライダース風のパッチワークドレスも登場した。5月に東京で発表された「ロエベ」とのコラボコレクションでは、トレンドでもあるボーイフレンドサイズのライダースにパッチワークデニムを合わせている。
同じくライダースを得意とする「サカイ」は、ファーやダウンなどを組み合わせたハイブリッドなデザインを披露。ぺプラムやフリルのスカートを合わせて甘辛ミックスのコーディネートを提案している。
「ジバンシィ」のライダース風ジャケットは、レザーとベルベットなど異素材の組み合わせや、甲冑のような肩のディテールが特徴。ボディにフィットするコンパクトなシルエットで、エレガントな雰囲気に仕上げている。