「ヴィクター&ロルフ(Viktor & Rolf)」の14SSメンズコレクションは、ユニフォームをインスピレーション源に、若者の持つ反抗的精神をアクセントとしてデザインに落とし込んだ。
スリムフィットシルエットのスーツスタイルをベースに、ピンストライプのパンツにレザーのライダースを、ブレザーにショートパンツを、タキシードにはグラフィックTシャツをコーディネート。アーガイルチェックのシャツや、カレッジストライプのブレザーやネクタイ、古書やカリグラフィーがモチーフのグラフィックなども学生をイメージ。足下も、パテントレザーのブローグシューズやスニーカー、ドクターマーチン風のブーツなどで学生風にまとめた。
カラーパレットはミッドナイト、グレー、白を基調に、エレクトリックブルーをアクセントに加えている。
同ブランドはこれまでショー形式で発表してきたメンズコレクションを展示会形式に切り替えたが、今月、13年ぶりにオートクチュールコレクションに参加。また、今秋にはパリのサントノレ通りに初の旗艦店をオープンすることを発表している。約500平方メートル、2フロアの店内では、メンズとウィメンズのプレタポルテ、バッグ、シューズ、アクセサリー、アイウエア、香水を取り扱う予定。