化粧品・香水メーカー「エスティローダー(Estee Lauder)」の創設者、エスティ・ローダー(Estee Lauder)は1906年7月1日生まれ。アメリカ・ニューヨーク出身。
チェコ人の父と、ハンガリー人の母の間に生まれ育つ。皮膚科学の専門家であった伯父の協力の下、スキンケア製品を販売するビジネスを始めた。1946年に伯父と共に「エスティローダー」を創設。
スキンケア商品4アイテムのみからスタートし、その後業績を拡大し続け、ニューヨークの百貨店サックス・フィフス・アベニューやロンドンの百貨店ハロッズにも出店。1995年にはニューヨーク証券取引所に上場した。現在、傘下にコスメブランドの「クリニーク(QLINIQUE)」「ドゥ・ラ・メール(De La Mer)」「マック(M・A・C)」などを持つ。
1967年には、エスティの功績が認められ、ビジネス誌や経済誌で「アメリカのビジネス界でもっとも活躍した女性10人」のうちの1人に選ばれた。2004年にエスティが死去した後は息子のレナード・ローダーやロナルド・ローダーが経営を引き継いでいる。
日本では1967年3月にエスティローダー日本支社が設立された。現在、10ブランドの製品が百貨店など全国490以上の販売拠点で扱われている。