東京・渋谷のBunkamura Galleryで、昨年に引き続き2回目となるアンティークの展覧会「Graceful Antiques 美しき西洋アンティークへの誘い」が、9月8日から9月14日まで開催される。
アンティークは、元々暮らしの一部として扱われてきたもの。100年もの時を越え、人から人へと流れていく普遍的な魅力を持ち、時には希少価値のある高級なものへと変貌を遂げる。
しかしながら、肌身離さず常に体の一部として活躍する時計やアクセサリー、何気ない日々の食事を彩る食器や心を和ませるアート作品などのアンティークは、私たちの生活に遜色なく馴染み、今現在の私たちの生活の中にも調和している。
また、大量生産、大量消費社会といった環境問題や社会問題が意識として根付き始めている現在においては特に、アンティークの持つ「モノを大切にする」「次世代に受け継いでいく」といったメッセージは、重要なキーワードとなっている。
本展では、「アンティークと暮らし」をテーマに掲げ、高級感漂うアンティークのエミール・ガレやドーム兄弟、ヴィンテージ時計はもちろんのこと、今すぐ家庭で使用出来るスプーンや手芸用品として利用出来るレースなどを多岐にわたりセレクト。買い付けを行っているバイヤーと直接話せることも本展の特徴だ。会期中には、各出店者がアンティークの魅力を凝縮したトークを展開する「ミニ講座」も実施される予定。詳細はBunkamura Galleryのオフィシャルサイトで確認出来る。
【イベント情報】
「Graceful Antiques 美しき西洋アンティークへの誘い」
会場:Bunkamura Gallery
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1階
会期:9月8日~9月14日
時間:10:00~19:30
入場無料
会期中無休
「ミニ講座」
会場:Bunkamura Gallery
開催日:9月9日、12日、13日
開催時間:各日14:00~(30分程度を予定)
※12日のみ15:00~も開催
内容:
9日「フランス銀製品の魅力と刻印。アンティークボタンを簡単にピンブローチにする方法」
12日「オールドバカラと現行品の魅力。ロイヤルコペンハーゲンのアンティーク陶磁器について」「Barbotine陶器について」
13日「ヴィンテージウオッチの取り扱い方法など」
※事前予約不要
※内容変更の場合あり
出店予定:(店名/商品ジャンル)
アトリエ421/フランスアンティーク版画、ヴィンテージポスター
アンティーク エバーランド/テーブルウェア、陶磁器、銀器
オルキデ/ジュエリー、銀器、ボタン、ハーフドール
オーフラワー・アンティーク/オールドバカラ、陶磁器
CO-(コー)/アンティーク・ヴィンテージボタン
スプートニクプラス/フランス・東欧中欧アンティーク雑貨・テディベア
銀座アンティーク・アイ/ジュエリー、陶板・絵皿、ガレ・ドーム
ソレイマン/レディースアンティーク・ヴィンテージウォッチ
ブルーキュラソーフランス/レース、手芸用品、ポストカード
ランジュドメゾン/フランスアンティーク工芸品、陶磁器