伊勢丹新宿店では8月22日まで、身近な環境の中でアートに触れる機会を創出するイベント「イセタン アート&クリエーション 2016」が同店各階で開催されている。
今回のテーマは「インテリジェントポップカルチャー」。“伝統文化とテクノロジー”、“アートとファッション”、“アーティストとのコラボレーション”などの異次元同士の掛け合わせにより誕生する新たなポップカルチャーを紹介している。
同企画のイメージアイコンは、RiRiとLuLuの2体のマネキンからなるダンス&ラップデュオ・フェム(FEMM)と、アートディレクターの岡田尚志、さらにスリーピース・ダンスロックバンドのラディカル・ハードコア・クリーク(Radical Hardcore Clique)が務め、同店ではこの3組がコラボレーションした“ポップでマネキンが飛び回るアートなムービー”も制作、YouTubeで公開されている。
同企画の一環として、同店本館2Fステージ#2では、レコード会社ホステスエンタテイメント(Hostess Entertainment)とレディオヘッド(Rediohead)のポップアップショップがオープン。今年のサマーソニック内で販売されるグッズや、ニードルデザイン(NEEDLE DESIGN)とコラボレーションしたTシャツなど、“音楽×ファッション×カルチャー”を掛け合わせたアイテムを手に入れることができる。
同店5Fセンターパークでは“乙女心”を刺激するアイテムが揃う「新宿乙女雑貨店」が登場。カラフルで温かみのある器や箸置き、嬉kiki器の猫モチーフの豆皿や、アパレルデザイナーとインテリアデザイナー2人からなるユニット・ティモネトのクッション、斎藤知によるインド更紗の色彩をモチーフを上絵付けした陶器などが紹介されている。
また、今年からはこの“乙女アイテム”に加え、“男心もくすぐるアイテム”が揃う「新宿漢(オトコ)雑貨店」もお目見え。純白のセラミックの質感を楽しめるアンティークなBALLON(バルーン)のアロマディフューザーをはじめ、ニューズド(NEWSED)からは、東京ドームにも使われているテントの生地を使った書類フォルダや、光沢感と強度を兼ね備えたシートベルトの素材を使った蝶ネクタイなど、古くなってしまったものを別の新しい“アート作品”として蘇らせるアイテムが登場。
同店本館1階ハンドバッグ売場では、デザイナー中里唯馬によるニッポッピン(nippoppin)のショルダーやトートバッグが登場。表面がホログラムで底鋲に有田焼を用いた、“先進技術と伝統が掛け合わせたバッグ”で注目される。このほか、バッグをキャンバスに見立て、ニットジャガードで描いたニットイズキャンパス(KNIT IS CANVAS !)のトートバッグも展開されている。
同店メンズ館1Fでは、旅とカラーをテーマにポール・スミス(Paul Smith)の“アーティスティックなカルチャー”を体感できるポップアップショップがオープン。会場ではポール自身も愛用しているというバイクフレームのメーカーマーシアン(MARCIAN)とコラボレーションした特別仕様の自転車(75万円)が2台限定で発売されているほか、ポール・スミスを象徴するストライプとカラーによって世界地図が裏地に用いられているコート(9万円)やトラベルスーツ(9万円)も限定アイテムとして登場している。
動画引用元: (YouTube ISETAN 伊勢丹 公式チャンネル: https://youtu.be/MvM2OBjroC0)