建築×本。建築コンシェルジュ・坂山毅彦による“名もなき”「○○書店」が青山にオープン

2016.08.09

建築コンシェルジュの坂山毅彦による“名もなき書店”「○○書店」が、9月11日まで東京青山のプリズミックギャラリーにオープンしている。

昼は後楽園で建築士として、夜は代官山で書店員として働き、職のスイッチングをする日々を過ごしていた坂山毅彦。今回オープンする“名もなき書店”「○○書店」は、坂山毅彦がこれまで別々の場所でやっていたそれぞれの仕事をもし同じ場所で行い、ひとつの場所でスイッチングを繰り返したならどのようなことが生まれるのかという発想から生まれた。

ギャラリー内には、いくつかの箱が縦横に納められてできあがった“屋台”を設置。片側に書籍などの売り物を陳列し、もう一方の側に設計活動をするための道具・資料などを収納。“屋台”は配置次第で本屋を広くすることも、設計事務所を広くすることもできるようになっており、例えば箱を取り出してを読むためのスツールにしたり、ふたつ積んで設計のための机の脚にしたり、様々なしつらえを空間に展開できるように工夫されている。

会期中の8月11日から15日までは京都巡回展も開催。8月11日の18時から20時までは、学芸出版社にてオープニングトークも行われる。トークには坂山毅彦本人に加え、建築家でリサーチャーの榊原充大、京都工芸繊維大学KYOTO Design Labのエディトリアルアシスタントを務める和田隆介が参加する予定だ。定員は60名で参加費は1,000円、懇親会も1,000円となっている。

イベント情報】
「○○書店」
会場:プリズミックギャラリー
住所:東京都港区南青山4-1-9 秋元南青山ビル
会期:7月22日から9月11日
時間:10:00~17:00
定休日:月曜日
入場無料
HEW
  • 建築コンシェルジュの坂山毅彦による“名もなき書店”「○○書店」がオープン
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