伊勢丹新宿店は、日本で活躍するビーズアーティストのジュエリーとビンテージビーズなどのパーツを紹介するイベント「モード・イン・ビーズ(MODE in Bead) 夏のビーズコレクション」を同店本館7階催事場にて5月28日から6月2日まで開催する。本展は同店にて半年に一度開催されるイベントで、今回はアーティスト23人、ビーズパーツショップ6店舗が出展し、ビーズジュエリーの魅力を伝える。
昨今のビーズブームの第1人者とも言われるウタ・オーノは、古代ビーズのローマングラスを使ったネックレスやコード(紐)で色鮮やかな天然石をつないだ「祝波(shukuha)ネックレス」(完成品/2万8,000円、キット1万6,000円)を紹介。身に着けた時の輝きを意識した作品が特徴のデザイナー清水ヨウコが手掛ける「ジェメオス ふたえ結びの7ウエイネックレス」(完成品/3万2,037円、キット1万1,574円)、出展者で唯一の男性デザイナー加山忠則の「クリスティーヌ 3ウエイネックレス」(完成品/3万円、キット/1万5,000円)など、ビーズだけでなくパールや天然石などを使った存在感のあるビーズジュエリーを取りそろえる。この他にもオリジナルベネチアガラスを使ったChiyukiや樹脂粘度を使うケリー真美、網や紐などを駆使して作る山中恵+aYaなど個性溢れる作家のビーズジュエリーを展開。一部のアーティストは完成品だけではなく、手づくり派向けのキットも販売する。
会場には、ビンテージガラスの「ジュリアン」や手作りガラスビーズの「メルティング ポイント」、チェコビーズの「クー・ドゥ・ビジュウ」などビンテージビーズや珍しい天然石などビーズパーツを取り扱うショップも出展。一部の店舗では、作り方のアドバイスや購入したパーツをその場で組み立てて世界で一つのオリジナルビーズアクセサリーを作るサービスも提供する。
会期中、ワークショップも開催する。28日から2日、同店7階バンケットルームにて出展者自らが指導する中級者向けワークショップを開催(参加費は講習料・材料費込みで4,000円から1万5,000円、ビーズ用工具要持参)。また、31日から6月2日まで初心者向けのビースづくりワークショップを会場内で開催する。所要時間30分から1時間程度の比較的簡単にできるペンダントやブローチ、ピアスなどの作り方を出展ショップスタッフがレクチャーする。
「ビーズジュエリーは自分で作ることの楽しさが原点。興味はあるがどこで材料を調達すれば良いか分からないというお客様からの声もあった。本イベントではパーツのみの販売もあり、デザイナーが手掛けた今までの“ビーズアクセサリー”のイメージを超えたジュエリー感のある完成品も並ぶ。1人でも多くのお客様に自分で作る楽しさやビーズジュエリーの価値を感じてもらいたい」と担当バイヤーはコメントする。
出展作家は加山忠則、清水ヨウコ、ウタ・オーノ、鷲見理恵、周藤紀美恵、永多寿子、新谷頼子、岸美砂子、山中恵+aYa、パルタザー裕美、日柳佐貴子、西村ジュンコ、ケリー真美、Chiyuki、関けいこ、岡本恵子、ナがツボジュンコ、しのはらみわ、青木恵理、笠置紫野、本間久美子、日名子八重子・三井智恵。
出展店舗はジェニュイン、ジュリアン、メルティング ポイント、クー・ドゥ・ビジュウ、ラティーフ、ビーズラウンジ。