英シューズブランド「ニコラス・カークウッド（Nicholas Kirkwood）」は、5月12日から27日まで伊勢丹新宿店本館2階に国内初となるポップアップショップをオープンする。

会場には、定番アイテムに加えグラフィック・レースをキーモチーフとする14-15AW最新コレクションをラインアップ。ブランドを象徴するフェイスモチーフのスリッポンにはレザーとベルベットを用い、カラーバリエーションもそろう。ハイサマーのカプセルコレクションからは、フラプリントのサテン地を用いたアイテム、繊細な刺繍テクニックを使ったエスパドリーユが登場。

ブランドらしいジグザグ模様が施される内装は、クラフトワークスタジオ所属の建築家メルノーシュ・カディヴィ（Mehrnoosh Khadivi）が担当。サムスン電子社とのコラボレーションによるスマートフォンのギャラクシーS5とジグザグ模様のプレミアムカバーも先行展示される。

ニコラス・カークウッドは2005年に設立。王侯貴族からビヨンセ、ケイト・ブランシェット、サラ・ジェシカ・パーカーなどのセレブリティに愛されている。ロンドン、ニューヨーク、ラスベガスに旗艦店を構え、パリのプランタン内セレクトショップ「マリア・ルイザ（Maria Luisa）」などにポップアップショップを出店。デザイナーのカークウッドは、BFCヴォーグ・デザイナー・ファッション・ファンド2013や、10年から13年のブリティッシュ・ファッション・アワードにおいてアクセサリーデザイナー・オブ・ザ・イヤーを連続で獲得している。13年9月、LVMHグループが傘下に収めることを発表している。