伊勢丹新宿店は、4月30日よりブラジルをフィーチャーするフェア「アブラッソス・ド・ブラジル ブラジルの抱擁」を開催している。5月2日には開催記念パーティーが同店本館2・3階の2フロアで行われ、ブラジルの音楽や食、アートを楽しめるイベントが次々と繰り広げられた。
ブラジル音楽に精通し、伊勢丹新宿店の館内音楽も手掛ける音楽プロデューサー中原仁によるDJプレイや、ブラジル音楽・即興演奏の分野を中心に活動するギタリストの助川太郎のしっとりとしたアコースティックギターライブ、ノリ&サチコ(Nori&Sachiko)による躍動感溢れるガフィエラダンスが披露され、会場は盛り上がった。
3階では、リ・スタイルで作品を展示販売しているフォトグラファー、マルセロ・ゴメスによるフォトシューティングが行なわれ、パーティースタートから途切れることなく列をなした。
ケータリングはブラジルの代表的なフード達。現地でポピュラーなボリーニョ・ヂ・バカリャウ(塩鱈のコロッケ)、ブラジル生まれのチーズパン・ポンデケージョが添えられたロイヤルポークのカラメリゼ、サルサソースを絡ませた国産牛のシュラスコ仕立て、ココナッツオイルを使った海老のソテー、スイーツはアサイーボウルとココナッツをまとったブリガデイロ(ブラジルのボンボンショコラ)などが振る舞われた。
またドリンクもブラジル三昧。サンパウロでプレミアムビールとして誕生したカイザー社の「パルマビール」、ブラジルでいち早くシャンパン製法のスパークリングワインを作ったことで「カーサ・ヴァルドゥーガ」のスパークリングワインと白ワイン、ライムの香りと酸味が特徴のブラジルの伝統的なカクテルであるカイピリーニャソーダなどのドリンクが提供され、来場者は料理とドリンクを楽しみながら店内を巡っていた。