ジュンヤワタナベ・コム デ ギャルソン。フェルト、レース、スパングルとあらゆる素材のパッチワーク。その中に、フェイクレザー、フェイクファーも混ぜ、素材の百花繚乱を黒のみでコレクションした
ランバン。極端、過度、実験のキーワードは、強く意志のある女性を象徴。そうしたイメージの女性が纏う、羽根を模したドレスは、フェイクのアイロニーで表現した極上エレガンスを漂わせる/ (c) Lanvin, photo by Marcio Madeira
ステラ マッカートニー。ベジタリアンのステラは、ファーもレザーもすべてフェイクが常識。ライフスタイルを貫くために、長年の素材研究の結果リアルを超えるフェイク素材を誕生させている
ルイ・ヴィトン。レザーとレザー、ツイードとレザー、異素材合わせや、布帛とレザーのアイテムをコーディネート。その中にリアルとフェイクのレザーが混在。区別も差別化もしないのがクール
クロエ。リアルなのにフェイク。コヨーテのファーにレオパード柄をプリントするという手の込んだファーコートは、キツネにつままれたような遊びを楽しむシックなおしゃれ
サンローラン。グラマラスでゴージャスなイメージ喚起することから、ムッシュサンローランもお気に入りだったレオパード柄は、エディによってアップデート。織り柄もやはりフェイクの範疇/ COURTESY OF SAINT LAURENT
ジバンシィ バイ リカルド ティッシ。蝶モチーフをコレクションに多用したジバンシィ。中でも羽根の模様をリアルに再現したプリントは圧巻。リアルを超えようとする美意識の果てしない挑戦とも受け取れる