昨春日本に上陸したシーエイチ キャロリーナ ヘレラ(CH Carolina Herrera)は、今春のキーカラーであるイエローのアイテムを、母の日のギフトとして提案している。スカーフやベルトなど小物や機能性とデザイン性を兼ね備えたバッグが好評という。
新作は、「私は、自身がアートでありたい」という言葉を残した、芸術家でもあるイタリアの女侯爵ルイーザ・カザーティ(Luisa Casati)にインスパイアされた「カサーティ」コレクション。デンバーレザーを使用し、構築的なフォルムと麻のライニング、モダニズム運動に由来するカラーリングが特徴。
「マトリョーシカ(MATRYOSHKA)」コレクションは、薄い1枚の革から作られたシンプルなト-トバック。5サイズ展開でカラーも豊富に取りそろえ、型押しやスタッズ、カットワークなどが施されたデザインも用意している。また、バッグ用アクセサリ-として、チャ-ム類やポ-チ、ストラップなどがそろい、カスタマイズ可能だ。
更に、日本をテーマにしたバッグも登場。「ジャパン(JAPAN)」 コレクションは、“ライジングサン(Rising Sun)”の国の現代的でダイナミックな様子から着想したというデザイン。中でも「オオサカ(OSAKA)」(15万9,000円)は、大阪城を表現したスクエアな表面にふくらんだサイドや、道路を表す丸みを帯びたファスナ-が特徴のユニークなバッグ。83もの工程を経て仕上げられ、ハンドル部分だけでも16の工程が必要なため、1日に3個しか作れないという。