「ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)」社は、ジェラルド・ダ・コンセイサオ(Geraldo da Conceicao)に代わる新アーティスティックディレクターとして、ジュリー・ドゥ・リブラン(Julie de Libran)を指名した。彼女の初コレクションは15SSシーズンより発表される。
同社、ファーストライン「ソニア リキエル」を核に世界展開を推進する中、「プラダ(PRADA)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」など一流ブランドでの経験を持つリブランを抜擢。強く明確な主張を提示しつつ、1968年から継承されるリキエル哲学の実現を目指すという。
リブランは「私の世界の一部であり、尊敬するソニア リキエルに加えられて光栄。マダム・ソニアが提案してきた女性像を尊重する。次章をデザインできるのが楽しみ」とコメント。ソニアの娘であるナタリー・リキエル(Nathalie Rykiel)は「フランス人女性であり国際的で才能豊かなジュリーは、まさにリキエル・ウーマンを体現している」と話している。
リブランは1998年から2008年までプラダのウィメンズウエア及びプレタポルテのデザインディレクターを担当。08年から14年まではルイ・ヴィトンのウィメンズウエア及びプレタポルテのクリエーティブディレクターとスタジオディレクターを兼任し、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)の右腕として活躍した。