どうも編集部hommeです。今日はゴシップネタを。
某ブランドのクリエーティブディレクターに就任した某デザイナー。今日は彼について.
趣味の話をしようかと。
今年2013年は私が大学で所属したピアノサークルの40周年なのだ。そんなわけで記念演奏会が開かれる。
ちなみにピアノサークルと言うと、ほとんどの人が「ハァ?ナニソレ??」と返してくるので一応説明すると、ピアノが好きな人が集まって各々自分勝手に演奏し、年数回の演奏会にこれまた出たい人だけ出るという、とても自己中心的なグループなのだ。基本アンサンブル、協奏曲、交響曲などは興味なし。連弾orデュオがぎりぎりといった、ソロソロソロ!ソロイストによるチームワークのかけらもないマーベリック集団である。
数年ぶりにファッション界に復帰した彼のコレクションはそろそろ店頭に並ぶし、海外セレブの着用情報が続々と入ってくる。
デザインは以前手掛けていたブランドとそんな変化してないんだけど、かっこ良すぎ。今のトレンドと違うけど、以前のように流行を作り出すかもしれない。私も店頭に並ぶのが楽しみなのだ。
年末くらいから曲選びをしてるわけ。ピアノは全然触ってないけど。というかベーゼンドルファーインペリアルが物置きと化している。
まあ持ち時間15分位だろうと見込んでるから、大曲1曲か、中程度の2曲か。5年前にラヴェルの「夜のガスパール」からスカルボ演って、まだオンディーヌ残してるからこいつと、最近は前にはまっているショパンのバラード2番をカップリングしようかなと。スクリャービンの炎へ向かっても、ずっとやりたいと思っているんだけど。
1曲だったらバーバーのソナタ、スクリャービンのソナタ6、8番、ヴァインのソナタ1番が候補。
さて、話は変わるけど年末頃かな、某TVCFにサッカー界のファンタジスタ、メッシが起用されたことが話題になった。どれだけ契約金払ったのかわかんないけど、意外かつビッグな人選。
一番気になるのは出演衣装なのだ。学生時代からずーーーっっっとここだけこだわってきた。やっぱり曲に合わせて衣装も選ばないとね。女の子はドレスが豊富にそろってるけど、男性は通常スーツとかタキシードが多いよね。こんなんつまらんよ。
バッハ=ブゾーニのシャコンヌ弾いたときは手を壊して、2年ぶりの演奏会だったんだけど、全身ヨウジを選んだ。ロングのガウンみたいなシャツにスカートだった。ヨウジは2005年春夏からパリのプレタに復帰したけど奇遇にもそのときのショー音楽がバッハのシャコンヌだった。
スクリャービンのソナタ10番を弾いたときは全身ゴルチエ。鳥が満開のチュールトップスにラップパンツを履いた。スクリャービンの神秘的な雰囲気に合ったスタイリングだったと思う。スクリャービンは共感覚の持ち主で極彩色の曲を書いた。和音は色めき立ち、和声は官能的だ。羽や翼、飛翔、エクスタシーに異常な関心を持っていた誇大妄想狂の芸術家だった。てなわけでド派手な鳥柄カットソーにしたのだ。
ラヴェルのスカルボは、グラナドスの「ゴイェスカス」4曲目の嘆き、またはマハと夜鶯とカップリングしたんだけど、どちらもスペインから影響を受けている。スカルボはスペインの舞曲ホタのリズムをチラ見させ、嘆き……はゴヤの絵画を音化した。そんなわけでブリブリのフリルシャツとスカートを選んだのだ。しかも自作で用意。
そんで私的次のキャスティングリコメンドはこの某デザイナーだね!
実はね、もう廃刊になった某メンズモード雑誌を漁ってたらこの方の若かりし写真を見つけまして。最初この表情どっかで見たことあんなぁーって思った。何ですぐ気付かなかったかというと、髪型というよりも髪の量が違ったんだ……現在彼はフサフサ。
次は、バーバー、ヴァインだったらグレーのスーツかな。コンテンポラリーな感じだからトムブラウンが合うだろう。ラヴェルとショパンだったらサンローランかな。フランスって感じだし。あの気取った感じが合うはず。
さあさあこのデザイナーとは誰でしょう??メンズコレクションが終了しそうですが、もちろん出場していますよ。
演奏家のみなさん、いつでも衣装スタイリングお待ちしてますよ!!!