女優のケイト・ブランシェット（Cate Blanchett）は1969年5月14日生まれ。オーストラリア・メルボルン出身。

メルボルン大学を中退し、名門オーストラリア国立演劇学院で演技を学ぶ。92年に同校を卒業し、舞台女優としてキャリアをスタートする。94年『Police Rescue』で映画デビューし、96年にハリウッドに進出。98年の主演映画『エリザベス』でエリザベス1世を演じ、ゴールデングローブ賞や英国アカデミー賞を受賞。一躍トップスターとなった。

2001年からは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのガラドリエル役を務め、今まで6作に出演している。04年には『アビエイター』でキャサリン・ヘップバーンを演じ、アカデミー助演女優賞を受賞した。その後『あるスキャンダルの覚え書き』（06年）、『アイム・ノット・ゼア』（07年）、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などに出演し、数々の賞を受賞している。

今年のアカデミー賞では、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』での演技が評価され、初の主演女優賞に輝いた。本作は彼女のキャリアの中で最も素晴らしい演技と称賛されており、20以上の映画賞を総ナメにした。

現在は、ファッションブランド「ジョルジオ・アルマーニ（GIORGIO ARMANI）」やスキンケアブランド「SK-II」のグローバルアンバサダーを務めている。私生活では97年に劇作家のアンドリュー・アプトンと結婚し、3人の息子を儲けた。