サッカー選手のデビッド・ベッカム(David Beckham)は1975年5月2日生まれ。イギリス・ロンドン出身。
91年から母国のサッカークラブ、マンチェスター・ユナイテッドに所属。ニッキー・バットやネヴィル兄弟らと共に期待の若手選手として活躍し、96-97シーズンには背番号10番を与えられた。
98年1月にスパイス・ガールズのメンバー、ヴィクトリアと結婚し、99年3月に長男ブルックリンが生まれた。この頃、試合で退場処分を受けたり練習を欠席するなど問題が多く、「妻が悪影響を与えた」と批判を浴びた。しかし、99-00シーズン以降はチームの連覇に貢献し、03年6月にOBEを受勲した。03年にスペインのレアル・マドリードに移籍。右サイドハーフとして出場を続け、チームをアシストした。
また、2000年から06FIFAワールドカップまで、イングランド代表のキャプテンも務めていた。07年から12年まではアメリカのロサンゼルス・ギャラクシーと契約を結び、ミッドフィルダーとして活躍。13年にパリ・サンジェルマンFCに加入し、5ヶ月の契約を終えたのち、現役を引退した。
私生活では、ブルックリンに続き02年に次男ロメオ、05年に三男クルース、11年に娘ハーパー・セブンを儲けた。ヴィクトリアの影響でファッションアイコンとしても注目されており、現在はモデルとしても活躍。次男のロメオも「バーバリー(Burberry)」の広告キャンペーンに起用されている。12年には自身が手掛ける「H&M」のアンダーウエアコレクション「デヴィッド・ベッカム ボディウェア アット H&M(David Beckham Bodywear at H&M)」がデビュー。日本では、02年の日韓ワールドカップ以降絶大な人気を博しており、ヘアースタイル(ソフトモヒカン)は「ベッカムヘアー」と称され、大流行した。