「エルメス(HERMES)」は、在日フランス人アーティストのニコラ・ビュフ(Nicolas Buffe)がデザインを手掛けた新作スカーフ、マキシ・ツイリー「セリオ・ルデーレ」(3万9,000円)を日本限定で発売する。
ビュフらしいバロックとサブカルチャーが融合したデザイン。サイズは20×220cmで、レッドやブラックなど全4色を用意。エルメス公式オンラインブティックにて先行販売中。5月3日より銀座店で発売。
ビュフは1978年パリ生まれ。子供時代より日本のアニメやテレビゲーム、『宇宙刑事ギャバン』などの特撮番組を愛好しており、日本語や日本文化を勉強。パリ国立高等美術学校卒業後、2007年に来日し東京藝術大学にて博士号取得。ルネサンスやバロックなどヨーロッパの伝統文化とサブカルチャーを融合させた作品を制作しており、10年には銀座メゾンエルメスのウインドーディスプレイ「赤ずきんのカレちゃん」を担当した。現在、東京・品川の原美術館にて、6月29日まで個展「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」を開催中。