春の行楽シーズンを迎え、京都を訪れる方も多いのでは?そこで、ファッションヘッドラインでは、京都駅の玄関口に位置するジェイアール京都伊勢丹のバイヤーにおすすめ商品をリサーチ。老舗名店がひしめく京都で、今、最も人気のあるお土産ベスト3をアイテム別にご紹介します。第1弾は、「和菓子・洋菓子」編。
■京風情溢れる、和菓子編
1位:京都銘菓として今や全国でも人気、「満月/阿闍梨餅」(1個100円)
丹波大納言の粒餡を、様々素材を伝来の技法で練り合わせた餅製生地で包み焼き上げた半生菓子は、しっとりとした皮とあっさりした餡が調和した絶妙な美味しさ。JR京都伊勢丹でも、不動の1位を誇っている、京土産の定番です。
2位:国産の原材料にこだわる老舗和菓子店「仙太郎/ぼた餅」(1個240円)
生地には、づきの餅米を使用。北海道産甜菜糖(てんさいとう)のグラニュー糖、熊本産天草の天然塩を生地に加えて、丹波大納言小豆の粒餡で包んだぼた餅は、素朴な甘さとずっしりとした噛みごたえが特徴。更に、仙太郎のぼた餅といえば、隠し味として生地に練り込まれた刻んだ大葉(青じそ)は欠かせません。大葉の爽やかな独特の香りが、餡の甘さを和らげ、あっさりとした味わいを生み出しています。
3位:誕生から50周年、日本で初めてのヴァッフェル(ワッフル)菓子「鼓月/千寿せんべい」(1枚120円)
あっさりとした和風のシュガークリームを、さくっとした波形のクッキー風のせんべいでサンドした、それまでの和菓子になかった新しい感覚のお菓子。独自配合の粉を使用して焼き上げる生地は、季節によって素材の配合や焼き加減を変えるこだわりよう。千寿せんべいをひと回り小さくした新商品「姫 千寿せんべい」もオススメです。
■センスが光る京スイーツ、洋菓子編
1位:京都・北山の人気ケーキショップが作る焼き菓子、「マールブランシュ/茶の菓」(10枚1,200円)
茶作り名人・小島確ニ、茶鑑定士・森田治秀、パティシエ・江崎靖彦のコラボレーションにより誕生した「茶の菓」。厚めの特製ホワイトチョコレートを、京都宇治白川のお濃茶(抹茶)ラングドシャで挟んだ、スイーツの新定番。ネットで購入することも可能ですが、直接購入できるのは京都だけ。京都土産として間違いなく喜ばれるスイーツです。
2位:芦屋の人気ブランドを代表するスイーツ「アンリ・シャルパンティエ/フィナンシェ」(5個650円)
香りに優れたマルコナ種とフリッツ種のアーモンドをブレンドし、北海道産のオリジナル発酵バターを使用したフィナンシェ。その芳醇な香りとしっとりとした優しい口どけは、“アンリ・シャルパンティエといえばフィナンシェ”と言われるほど。そのクオリティーの高さから、引き菓子や内祝いとしても選ばれている逸品です。
3位:八百屋生ま京都育ちのショップが提案、「たわわ/京の麸らすく ふふふ」(10枚1,300円)
“お麸を使って幅広い年齢層の方々に愛される京都らしいラスクを作りたい”という想いから開発された新感覚スイーツ。昔ながらの製法で、1枚1枚手焼きした麸の表面を、バターとグラニュー糖でコーティング。ふんわりと漂うバターと砂糖の甘い香り、焼き麩ならではのさくっとした軽い食感は絶妙です。味は、バター、竹炭、よもぎ、ごま、抹茶、黒七味の6種。黒七味は、同店限定です。