5月1日、東京ミッドタウンに、メルセデス・ベンツブランドの情報発信拠点「メルセデス ミー(Mercedes me)」が期間限定でオープンする。12月上旬までを予定。営業時間は11時から21時。施設面積は約978平方メートルで、1階でメルセデス・ベンツ最新機種の展示やグッズ販売を行う他、2階には来館者がくつろげるカフェスペースなどを用意する。
今回の新拠点オープンにおけるテーマは、「メルセデス・ベンツの“エッセンス”をより気軽により多くの人に体感してもらうこと」。その実現によって顧客1人ひとりとブランドとの絆をつくり上げることを目指す。オープンに際して掲げたキーワードは「ショー(Show)」「スペース(Space)」「ミュージック(Music)」「フード(Food)」の四つ。
最新モデルの展示やオリジナルグッズの販売で来館者を楽しませる「Show」、メルセデス・ベンツのラグジュアリーインテリアブランドを配し、上質なくつろぎ空間を提供する「Space」。そして「Music」に関しては、Mercedes meを舞台に、ラジオ局・J-WAVEとコラボレーションしたラジオ番組が始動する。同社CEOの上野金太郎氏によると、同番組では、「ドライブと音楽の新たな関係」を提案して、ファン同士が語り合うことができるよう、SNSでの展開も予定しているという。
最後のキーワード「Food」が示すのは、アメリカ・シカゴ生まれの老舗ポップコーン・ブランド「ギャレットポップコーン ショップス」の世界初となるカフェ業態の店舗「ギャレット カフェ ミーツ ダウンステアーズ(Garrett cafe meets DOWNSTAIRS)」。
同カフェでは、人気フレーバー「キャラメルクリスプ」にグラハムクッキーやアイスクリームなどを組み合わせた「キャラメルクリスプ アイス」(417円)、「フルーツ ポップ ブリュレ」(602円)などのオリジナルメニューを多数用意。ランチセット(907円)はトーストにポップコーンがトッピングされた「ギャレットポップトースト」にドリンクが付く。更に、持ち帰り用にメルセデスプレート&カップで供される「メルセデス ミー スペシャル ランチセット」(3,240円)といったユニークなメニューも。
同社の情報発信スペースは既存2店舗を展開。2011年7月に、東京・六本木に「メルセデス・ベンツ コネクション(Mercedes-Benz Connection)」をオープン(13年1月に移転・新装)した後、13年4月には大阪・グランフロントにも開設している。Mercedes meは、今後2020年までに世界40拠点の展開を予定。