写真家のノーマン・パーキンソン(Norman Parkinson)は1913年4月21日生まれ。イギリス・ロンドン出身。90年2月15日逝去。
ウェストミンスター・スクールを卒業後、31年に写真スタジオに見習いとして勤務。21歳の時に共同スタジオを設立し、 主に社交界に初めて出る人々のポートレートの撮影を行った。30年代中頃に、社交界のつながりから『ハーパーズ バザー』誌の仕事も行うようになる。
35年からは、スタジオ内で動きのないモデルを撮影するということが通例だったファッション写真に、屋外での撮影、動きのあるモデル、複数のモデル、スポーツという舞台設定などを盛り込んだ作品を残した。戦後は、ニューヨークの訪問をきっかけに活躍の場を広げ、 『ヴォーグ』『クィーン』『タウン&カントリー』などの有名ファッション誌で活躍。
50年代からは、英国王室専属のポートレート・カメラマンとして活動した。90年4月に死去。