5月21日、「ロエベ(LOEWE)」と「ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARCONS)」のコラボコレクションが世界に先駆けて東京・六本木のスペイン大使館で発表された。
ウエアはショー形式で披露。小物類は会場に展示された。ショーはゆらゆら帝国の「ラメのパンタロン」が鳴り響きスタート。ロエベのナッパレザーと、ジュンヤワタナベのシグニチャーであるデニムとパッチワークを組み合わせたアイテムが続々と登場。ウィメンズは、Gジャンタイプのレザージャケットやパッチワークのレザースカート、レザーとデニムを組み合わせたミニスカートやパンツ。メンズは袖がレザーのGジャンやレザーとデニムを組み合わせたパンツが登場。
バッグは、ロエベのアイコンバッグである「アマソナ」がレザーのパッチワークと、レザーとデニムをパッチワークした2モデルに姿を変えた。4サイズを用意。トートバッグ、ポーチ、パースもそろう。価格はアマソナが21万から26万円。レザージャケットが45万円など。
ショーのルックには、ジュンヤワタナベのアーカイブと、ロエベの13-14AWコレクションも使用。スタイリングテーマは「Bad Girls carrying Loewe(ロエベを持ったバッドガールズ)」。モデルは皆、カラフルでロックなウルフヘアに、スパイクで飾り立てたシューズやレザーブーツを履いてパンクス風。
このコラボコレクションは、ロエベの公式サイトで6月16日までの3週間、プレオーダーを受け付ける。今年9月にはドーバーストリートマーケットで先行発売し、その後ロエベのブティックと公式オンラインブティック、NYのジェフリー(Jeffery)など全世界40ヶ所で販売予定。
以前よりジュンヤワタナベのファンだったというロエベのクリエーティブディレクター、スチュアート・ヴィヴァースは昨年11月に東京で渡辺に会い、互いのクリエーションの方向性が一致したことからこのコラボプロジェクトが始まったという。また、今年2013年は慶長遣欧使節団がマドリードに派遣され、スペインと日本の交流がスタートして400周年。ロエベが初のブティックをオープンしてから40周年を迎える。