セブン-イレブン・ジャパンは、同社が販売する「セブンカフェ(SEVEN CAFÉ)」の販売数が5,000万杯を突破したことを発表した。これに合わせ、初年度の年間販売目標を3億杯(1日1店舗あたり60杯)から4億5,000万杯(1日1店舗あたり83杯)に上方修正する。
セブンカフェは同社が今年1月から順次投入し、現在約8,500店で販売しているセルフ式のドリップコーヒー。店頭のオリジナル専用機器で提供する淹れたての本格コーヒーで、 ホットコーヒーとアイスコーヒー、それぞれレギュラーサイズ(100円)とラージサイズ(150円)の2種類を販売。
100円というリーズナブルな価格ながら、ホット・アイス共にウォッシュドハイグレードアラビカ豆100%使用、こだわりのダブル焙煎、1杯ごとのペーパードリップといった特徴を持ち、販売以来、“今までにない上質なコーヒー”として高い支持を集めている。
店頭に置かれる専用サーバーやミルクなどのデザインを含め、セブンカフェ全体をプロデュースしたのは、2010年からセブン-イレブンのクリエーティブディレクションに携わっている佐藤可士和。「コーヒーを楽しむ時間をより上質にしていきたい」という思いで取り組んだという。
セブン-イレブン・ジャパンは、4月末現在で『SEVEN CAFÉ』を約15,300店舗へ導入済み。今年8月末までに全国のセブン-イレブンほぼ全店へ導入する予定だ。また、ヨークマートやヨークベニマルなどセブン&アイ・ホールディングスのスーパーマーケットや、ポッポなどイトーヨーカドーのフードコートで展開しているファストフード店への導入も計画している。