伊勢丹新宿店メンズ館とCADAN(一般社団法人日本現代美術商協会)のアートコラボレーションプロジェクト「Seasonal Cohabit」シリーズの第3弾「Seasonal Cohabit ~Winter & Spring~」が12月1日から始まります。「Seasonal Cohabit」とは違う者同士が、平和に一緒に過ごす、暮らすといった意味を込め、持続可能な多様性を尊重する社会を想う造語です。CADANがキュレーションした現代アート作品が、伊勢丹メンズ館の4フロアに登場いたします。
本シリーズでは、今の時代を反映する現代美術をフィーチャーし、同館のフロアに様々な現代美術が出現。伊勢丹新宿店 メンズ館の4フロアに設置された立方体の展示空間SI(ストアアイデンティティ)に、フロアテーマに合わせたスペシャルインスタレーションを展示します。
実施概要
「CADAN×ISETAN MEN'S : Seasonal Cohabit ~Winter & Spring~」
会期:2021年12月1日(水) ~2022年3月28日(月) [118日間]
設置場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階・2階・4階・6階
主催:伊勢丹新宿店 メンズ館
協力:一般社団法人 日本現代美術商協会
日本を代表する現代アートギャラリーが組織するCADAN(一般社団法人 日本現代美術商協会)と、世界No.1のメンズファッションストアを目指す伊勢丹新宿店メンズ館の1年間にわたるコラボレーションプロジェクト。
展示内容
1階 エントランス・・・鈴木基真(所属ギャラリー:Takuro Someya Contemporary Art)
2階 メンズクリエーターズ・・・飯沼英樹 (所属ギャラリー:SNOW Contemporary)
4階 メンズラグジュアリー・・・川田知志 (所属ギャラリー:ARTCOURT Gallery)
6階 メンズコンテンポラリー・・・大田黒衣美(所属ギャラリー:KAYOKOYUKI)
【1階】鈴木基真(すずきもとまさ)
1981年静岡生まれ。2004年武蔵野美術大学彫刻科を卒業。木彫を中心に、そこから展開させたライトボックスの写真作品も制作している。 2017年に「VOCA賞2017」でVOCA奨励賞を受賞。美術評論家の清水敏男氏監修による個展「クリエイションの未来展 第13回 鈴木基真展 MOD」が2017年にLIXIL Gallery(東京)にて開催された。 2018年には青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)にて開催されたアーティスト・イン・レジデンス・ショー「未完の庭、満ちる動き」に参加。TSCAでは2016年に個展「wall, roof, window」を開催した。
鈴木は、沢山の木箱、何かの看板、どこかで見たような、知っているような知らない景色の一部を構成、再構築していきます。鈴木が扱う題材は、私たちが日常にあるものだと理解していながら、実際は感覚ででしか理解していないものです。 無限にあるイメージを容易にインターネット上のクラウドから手に入れられる時代、ひとつずつ作家自身の目で選別して、スローペースに木彫へと変容させていく制作のなかで、鈴木自身、限界を感じながらその殻を破りさらに限りない世界へと広げて行きます。
【2階】飯沼英樹 (いいぬまひでき)
彫刻家。1975年 長野県生まれ。東京都在住。2003年フランス国立ナント美術大学卒業。 主な展覧会に、2019年「デジタルに変換された彼女がまさかの天然木変換」キヤノンデジタルハウス銀座(東京)、2016年「闘ウ女神タチ」松本市美術館(長野)、2005年エルンスト・パルラッハ賞展覧会(ドイツ)
一木造りで掘りおこした飯沼の彫刻は木肌が見えるほどのラフな外形を持ちながらも、 現代の消費社会のただ中に身を置く女性たちのリアルな「今」が感じられます。
※展示は、写真の作品を軸にサイズの異なる木彫5点で構成する予定です。
【4階】川田知志 (かわたさとし)
1987年大阪府生まれ。伝統的な絵画技法に現代の造形材料を織り交ぜた独自の制作方法を探求し、地域社会での出来事や暮らしにおける環境変化の中からモチーフを集め、日常生活と建築、都市の関わりあいを壁画、絵画、インスタレーションにより提示する。 2013年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修了。2019年平成30年度京都市芸術新人賞。 主な展覧会に2021年「Slow Culture」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(京都)2021)、2021年「TOKYO MIDTOWN AWARD 2020」東京ミッドタウンプラザB1(東京)、2019年「セレブレーション-日本ポーランド現代美術展-」ポズナン・シュチェチン(京都)、2019年「街と、その不確かな壁と...。」あまらぶアートラボ(兵庫)、2018年「拆(倒)」A4 Art Museum(成都・中国)、2018年 個展「Open Room」アートコートギャラリー(大阪)など。
学生の頃、ときどき百貨店で催事場入れ替え のアルバイトをしていました。店内では、訪れたお客さんを誘惑する華やかな空間演出がなされる一方で、 我々はバックヤードを移動しました。そこは、どこに行っても同じ景色の素っ気ない空間で、気が遠くなるような感覚になったのを覚えています。当たり前ですが、荷物を置いて通り過ぎるためだけの効率化された空間に華やかさは必要ではありません。そこで今回は、当時の感覚を確かめながら、表のモチーフに華やかさを託し、裏は基礎として仮壁面の構成で作り、そんな日々の誘惑と素っ気なさを表現したインスタレーションを発表します。
【6階】大田黒衣美(おおたぐろえみ)
1980年福岡県生まれ。東京造形大学美術学科絵画科専攻概念表現研究課程卒業後、東京藝術大学大学院修士課程油画科修了。 2019年3月より、文化庁新進芸術家海外研修制度を受けベルリンを拠点に活動。現在は愛知県在住。 主な展覧会に2021年「DOMANI・明日展2021」国立新美術館(東京)、2020年 個展「MESA」クンストラーハウス・ベタニアン(ベルリン・ドイツ)、2020年「MAT, Nagoya Studio Project vol. 6」Minatomachi POTLUCK BUILDING(愛知)、2017年 個展「spot」KAYOKOYUKI(東京)、2016年「THE ECHO」高崎シティギャラリー(群馬)、2014年 個展「project N 55」オペラシティ・アートギャラリー(東京)など。「ALLOTMENTトラベルアワード2016」、「アートアワードトーキョー2008」にてグランプリ受賞など。
こちらの彫刻はセラミック、すなわち土からできている。自然からできたマテリアで人工物のガムというモチーフをもう一度制作するという行為は、自然と人類、世界の矛盾と共存という 同一線上にある最も遠くてかなり近い2点の関係性を表す一つのアイデアでもある。今回の展示は、セラミックの作品を複数組み合わせて、正方形の展示台に平面的なコンポジションを取ったインスタレーションとして発表する。
CADANとは
一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN: Contemporary Art Dealers Association Nippon / コンテンポラリー アート ディーラー アソシエーション ニッポン)。
日本の現代美術の振興と普及、現代美術市場の確立と発展、現代美術作家の国際的な認知度の向上、若手作家への支援と人材の育成を目指し、日本の現代美術の発展に寄与することを目的として2015年に設立された非営利の業界団体。現在40のギャラリーが加盟している。(https://cadan.org)
SI(ストアアイデンティティ)とは
2019年3月に「男として、そして、人として -As a man , and As a human- 」を新ステートメントに掲げ、生まれ変わった伊勢丹新宿店 メンズ館のお迎えの場。
伊勢丹新宿店 メンズ館1階・2階・4階・6階に設置された立方体の空間=SI(ストアアイデンティティ)に、シーズン毎に設定したテーマに沿ってアート作品の展示を行っている。
※本イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。予めご了承ください。
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本シリーズでは、今の時代を反映する現代美術をフィーチャーし、同館のフロアに様々な現代美術が出現。伊勢丹新宿店 メンズ館の4フロアに設置された立方体の展示空間SI(ストアアイデンティティ)に、フロアテーマに合わせたスペシャルインスタレーションを展示します。
実施概要
「CADAN×ISETAN MEN'S : Seasonal Cohabit ~Winter & Spring~」
会期:2021年12月1日(水) ~2022年3月28日(月) [118日間]
設置場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階・2階・4階・6階
主催:伊勢丹新宿店 メンズ館
協力:一般社団法人 日本現代美術商協会
日本を代表する現代アートギャラリーが組織するCADAN(一般社団法人 日本現代美術商協会)と、世界No.1のメンズファッションストアを目指す伊勢丹新宿店メンズ館の1年間にわたるコラボレーションプロジェクト。
展示内容
1階 エントランス・・・鈴木基真(所属ギャラリー:Takuro Someya Contemporary Art)
2階 メンズクリエーターズ・・・飯沼英樹 (所属ギャラリー:SNOW Contemporary)
4階 メンズラグジュアリー・・・川田知志 (所属ギャラリー:ARTCOURT Gallery)
6階 メンズコンテンポラリー・・・大田黒衣美(所属ギャラリー:KAYOKOYUKI)
作家と作品情報
【1階】鈴木基真(すずきもとまさ)
1981年静岡生まれ。2004年武蔵野美術大学彫刻科を卒業。木彫を中心に、そこから展開させたライトボックスの写真作品も制作している。 2017年に「VOCA賞2017」でVOCA奨励賞を受賞。美術評論家の清水敏男氏監修による個展「クリエイションの未来展 第13回 鈴木基真展 MOD」が2017年にLIXIL Gallery(東京)にて開催された。 2018年には青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)にて開催されたアーティスト・イン・レジデンス・ショー「未完の庭、満ちる動き」に参加。TSCAでは2016年に個展「wall, roof, window」を開催した。
鈴木は、沢山の木箱、何かの看板、どこかで見たような、知っているような知らない景色の一部を構成、再構築していきます。鈴木が扱う題材は、私たちが日常にあるものだと理解していながら、実際は感覚ででしか理解していないものです。 無限にあるイメージを容易にインターネット上のクラウドから手に入れられる時代、ひとつずつ作家自身の目で選別して、スローペースに木彫へと変容させていく制作のなかで、鈴木自身、限界を感じながらその殻を破りさらに限りない世界へと広げて行きます。
【2階】飯沼英樹 (いいぬまひでき)
彫刻家。1975年 長野県生まれ。東京都在住。2003年フランス国立ナント美術大学卒業。 主な展覧会に、2019年「デジタルに変換された彼女がまさかの天然木変換」キヤノンデジタルハウス銀座(東京)、2016年「闘ウ女神タチ」松本市美術館(長野)、2005年エルンスト・パルラッハ賞展覧会(ドイツ)
一木造りで掘りおこした飯沼の彫刻は木肌が見えるほどのラフな外形を持ちながらも、 現代の消費社会のただ中に身を置く女性たちのリアルな「今」が感じられます。
※展示は、写真の作品を軸にサイズの異なる木彫5点で構成する予定です。
【4階】川田知志 (かわたさとし)
1987年大阪府生まれ。伝統的な絵画技法に現代の造形材料を織り交ぜた独自の制作方法を探求し、地域社会での出来事や暮らしにおける環境変化の中からモチーフを集め、日常生活と建築、都市の関わりあいを壁画、絵画、インスタレーションにより提示する。 2013年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修了。2019年平成30年度京都市芸術新人賞。 主な展覧会に2021年「Slow Culture」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(京都)2021)、2021年「TOKYO MIDTOWN AWARD 2020」東京ミッドタウンプラザB1(東京)、2019年「セレブレーション-日本ポーランド現代美術展-」ポズナン・シュチェチン(京都)、2019年「街と、その不確かな壁と...。」あまらぶアートラボ(兵庫)、2018年「拆(倒)」A4 Art Museum(成都・中国)、2018年 個展「Open Room」アートコートギャラリー(大阪)など。
学生の頃、ときどき百貨店で催事場入れ替え のアルバイトをしていました。店内では、訪れたお客さんを誘惑する華やかな空間演出がなされる一方で、 我々はバックヤードを移動しました。そこは、どこに行っても同じ景色の素っ気ない空間で、気が遠くなるような感覚になったのを覚えています。当たり前ですが、荷物を置いて通り過ぎるためだけの効率化された空間に華やかさは必要ではありません。そこで今回は、当時の感覚を確かめながら、表のモチーフに華やかさを託し、裏は基礎として仮壁面の構成で作り、そんな日々の誘惑と素っ気なさを表現したインスタレーションを発表します。
【6階】大田黒衣美(おおたぐろえみ)
1980年福岡県生まれ。東京造形大学美術学科絵画科専攻概念表現研究課程卒業後、東京藝術大学大学院修士課程油画科修了。 2019年3月より、文化庁新進芸術家海外研修制度を受けベルリンを拠点に活動。現在は愛知県在住。 主な展覧会に2021年「DOMANI・明日展2021」国立新美術館(東京)、2020年 個展「MESA」クンストラーハウス・ベタニアン(ベルリン・ドイツ)、2020年「MAT, Nagoya Studio Project vol. 6」Minatomachi POTLUCK BUILDING(愛知)、2017年 個展「spot」KAYOKOYUKI(東京)、2016年「THE ECHO」高崎シティギャラリー(群馬)、2014年 個展「project N 55」オペラシティ・アートギャラリー(東京)など。「ALLOTMENTトラベルアワード2016」、「アートアワードトーキョー2008」にてグランプリ受賞など。
こちらの彫刻はセラミック、すなわち土からできている。自然からできたマテリアで人工物のガムというモチーフをもう一度制作するという行為は、自然と人類、世界の矛盾と共存という 同一線上にある最も遠くてかなり近い2点の関係性を表す一つのアイデアでもある。今回の展示は、セラミックの作品を複数組み合わせて、正方形の展示台に平面的なコンポジションを取ったインスタレーションとして発表する。
CADANとは
一般社団法人 日本現代美術商協会(CADAN: Contemporary Art Dealers Association Nippon / コンテンポラリー アート ディーラー アソシエーション ニッポン)。
日本の現代美術の振興と普及、現代美術市場の確立と発展、現代美術作家の国際的な認知度の向上、若手作家への支援と人材の育成を目指し、日本の現代美術の発展に寄与することを目的として2015年に設立された非営利の業界団体。現在40のギャラリーが加盟している。(https://cadan.org)
SI(ストアアイデンティティ)とは
2019年3月に「男として、そして、人として -As a man , and As a human- 」を新ステートメントに掲げ、生まれ変わった伊勢丹新宿店 メンズ館のお迎えの場。
伊勢丹新宿店 メンズ館1階・2階・4階・6階に設置された立方体の空間=SI(ストアアイデンティティ)に、シーズン毎に設定したテーマに沿ってアート作品の展示を行っている。
※本イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。予めご了承ください。
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