2013年の母の日は家族と過ごす時間にフォーカスしたキャンペーンが拡大している。
バーニーズでは本国アメリカで実施されているポートレートキャンペーンを国内でも数年ぶりに開催。「LOVE MOM」というテーマで、同社で働く従業員の本物の母親の写真を銀座店と新宿店のウインドーに展示している。
「“日頃の感謝を伝える”ため、家族の繋がりなど人と人との関係を意識したノスタルジックなウィンドーディスプレーにしたかった。自社の社員の家族写真を使用することで、アットホームでフレンドリーな関係性を顧客と築いていきたい。ウィンドーをきっかけに家族との絆を思い出してもらえれば」と同社広報担当は話す。
また、ビームス(BEAMS)は、母の日をテーマにしたショートムービー「Happy surprise MOVIEーしあわせを届けようーby BEAMS」を公開した。
新しい家に引っ越してきたある夫婦を主人公に、30年間にわたる家族の軌跡を玄関に置かれた家族と母親の“靴”を通して表現している。
妊娠、出産を経て、育児や家事に追われ、新しい靴を買う暇もない毎日を過ごす母親。子どもたちは成長し靴のサイズは次第に大きくなり、やがて新しい家族を持ち、その子どもたちの靴も増えていく。ただ、母親の靴だけが変わらず、ずっとそこに存在している。ラストはそんな母親に家族から感謝を込めたプレゼントが贈られる、というシーンで終わっている。
同社は「ハッピー・ライフ・ソリューション・カンパニー(HAPPY LIFE SOLUTION COMPANY)」という企業理念のもと、昨年6月より『しあわせを届けよう』シリーズのムービーを制作しており、父の日、敬老の日、クリスマスに次ぐ第4弾となる。
Happy surprise MOVIEーしあわせを届けようーby BEAMS