トム・ブラウン(Thom Browne)がデザインを手掛けるモンクレール ガム ブルー(MONCLER GAMME BLEU)のウイメンズラインが14-15AWよりスタートする。12日にミラノメンズファッションウィークで発表された。
"ゴルフ"をテーマにした今回のコレクションは、会場全体をいくつものクラブハウスをイメージさせるトロンプルイユで10部屋に区切り、ランウエイ形式で披露。アーガイルパターンをシグニチャーとしてメンズ30、レディス22ルックのコレクションで構成された。
「ずっと以前から,“モンクレール ガム ブルー”の名を冠したコレクションをウィメンズで展開することに興味があった。自分自身のマスキュリンとフェミニンの考え方がこのコレクションに代表されている」とトム・ブラウン本人は説明。
ジャケット、チェスターフィールドコート、トレンチコート。ケープ、カーディガン、シャツ、パンツなどが、英国的な伝統柄、アーガイルの組み合わせ。モンクレール、トム ブラウンを代表するトリコロールを中心に、白×赤、ピンク×グリーン、赤、白、黒、グレイなどさまざまなカラーパターンで表現。ボトムはメンズ。ウィメンズいずれもバミューダ丈で、メンズはハイソックス、ウイメンズはスキーパンツのディテールのタイトなトラウザースを合わせている。素材はツイード、ブークレなどをウール、カシミア、モヘアなどにシャイニーヤーンが織り込まれ、ラグジュアリーで軽量な素材感が圧倒的な表情。テーラードのアイテム、仕立てをキルティングに代表されるモンクレールのダウンジャケット、マウンテンアイテムの技術と融合させている。
「2009年にトムブラウンの繊細なサルトリア(注文服仕立て)の世界とモンクレールが合わさりスタートしたモンクレール・ガム・ルージュのコレクションが、今回そのままウイメンズに世界を拡大した」とレモ・ルフィーニ・モンクレール社会長。