2014年2月1日から5月6日まで、日本では過去最大となるアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の回顧展「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」が六本木・森美術館で開催される。
アメリカのアンディ・ウォーホル美術館に所蔵されている、絵画、シルクスクリーン、ドローイング、フィルム、彫刻、写真など約400点に加え、ウォーホルの私的な書簡、雑誌や新聞切り抜き、写真など約300点を展示。日本初公開の作品も多数含まれる予定。
また、当時のアンダーグラウンド・カルチャーシーンの拠点であったニューヨークのスタジオ、「シルバー・ファクトリー」をほぼ原寸大で再現。実験性にあふれハプニングに満ちたというウォーホルの"日常"を体験させる。1963年から制作された「エンパイア」などの映像作品約25点が約15面のスクリーンで上映される他、幼年期から晩年までのポートレイト写真や肖像画も一堂に集結する。
更に、ウォーホルが1974年頃から保管し始めたという、彼の日常と当時の世相が凝縮されているアーカイブ資料「タイム・カプセル」も展示。その中には、ウォーホルが来日した74年前後に発行された日本の出版物、複製の浮世絵、足袋なども収められている。
本展を記念して、六本木ヒルズ森タワー49階のアカデミーヒルズでは、ウォーホルの多面性と創造性に光を当てたレクチャーシリーズ(全8回予定)を開講。各方面の専門家を招き、様々な視点からウォーホルの芸術を再検証する。
森タワー52階センターアトリウムでは、ウォーホルがペイントを施した車「BMW M1 Group 4 Racing Version」が展示される他、グランドハイアット東京のコラボレーションメニューも登場する。
【イベント情報】
森美術館10周年記念展「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」
会期:2014年2月1日から5月6日まで
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
時間:10:00から22:00(火曜日は17:00まで、2月11日、4月19日、5月6日は22:00まで)
入場料:一般1,500円、学生(高校、大学生)1,000 円、子供(4歳から中学生)500円