マックスマーラがヴェネチアのニューイヤーコンサート「La Fenice in Venezia」のバレエ衣装をデザイン

2022.01.07
2022年1月1日にイタリアで開催されるニューイヤーコンサート「La Fenice in Venezia」に、マックスマーラがフューチャーされました。マックスマーラは、初めて「Fondazione Nazionale della Danza / Aterballetto」のダンサーの衣装をデザインし、今回のパフォーマンス用に特別に制作されたアイコニックなモデルに新たな解釈を加えました。


2004年に初めて開催された「ニューイヤーコンサート・イン・ヴェネツィア」は、瞬く間に世界的な人気を博しました。フェニーチェ管弦楽団と合唱団、そしてゲストシンガーによる生演奏、市内の要所で事前に録画されたダンスパフォーマンスが交互に発表されます。マックスマーラのクリエイティブ・ディレクター、イアン・グリフィスは、演劇、アートファッションなどの異業種との交流を通じて、イタリアのダンスを世界に広めようと、イタリアで唯一の100%政府出資による芸術作品「Fondazione Nazionale della Danza / Aterballetto」の振付を手がけるディエゴ・トルテッリと提携しました。二者の協力により生まれたマックスマーラの衣装は、イエロー、レッド、エレクトリックブルー、グリーンのあざやかなカラーを使ったものです。演劇に必要な緊張感を生み出し、ピュアで特別なカラーによって、バレエに命が吹き込まれる場所、チーニ財団とパラッツォ・グラッシにまつわる感情が呼び起こされます。





「ディエゴと私は、振り付けが完成する前から、プロジェクトに取り掛かりました。その結果、衣装の物理的な特性に合わせて、動きを考えるという非常に刺激的な取り組みになりました。衣装、特にコートによって動きが制限されることで、ダンスが生まれるのです。一般的にはその逆の流れだと思います。私のインスピレーションは、街中で見かけるような服を原色のブロックでまとめ歴史ある場所とのコントラストを効かせることでした。つまり、平凡を非凡にするという試みだったのです」と、イアン・グリフィスは語ります。

女性用ワードローブと男性用ワードローブが出会う場所、つまりユニバーサルウェアの概念は、ショートパンツやテイラードパンツとタンクトップのコーディネートはこうして始まりました。また、世界的に有名なテディベアスタイルをはじめとするケープ、ウエストコート、ジャケット、コート、そしてラップコートを新たに解釈し、丈の長いベルトを組み合わせて、ダンスのツールに変化させました。男性ダンサーはマックスマーラの女性用ブレザーを着用し、女性ダンサーはクラシックなチュチュを脱ぎ捨て、オーガンジーのパンツとトゥシューズを履く… そして、美しい体と優雅な動きを披露するという、洗練されたスタイルのクロスオーバーを実現しました。

2022年の「ニューイヤーコンサート・イン・ヴェネツィア」は、イタリア国営放送との共同制作で、午後12時25分からRai 1チャンネルで放映されます。マエストロをファビオ・ルイージが務め、プリティ・イェンデ(ソプラノ)、ブライアン・ジエッジ(テノール)、アルフォンソ・カイアーニ(合唱指揮)など豪華ゲストが出演します。

All images: courtesy of Max Mara



企業プレスリリース詳細へ

本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES(https://prtimes.jp/)まで直接ご連絡ください。
PR TIMES
ページトップへ