ファッションブランド「ヴィクター&ロルフ(Viktor & Rolf)」デザイナーのロルフ・スノラン(Rolf Snoeren)は1969年12月19日生まれ。オランダ出身。
オランダのアーネム芸術アカデミー(Fashion Institute Arnhem)で、後のパートナーであるヴィクター・ホスティン(Viktor Horsting)に出会う。2人は1992年に同校を卒業し、93年にヴィクター&ロルフを設立した。同年、フランスの新人デザイナーコンテストであるイエール国際モードフェスティバルでプレス賞、レディース賞、最優秀賞の三つの賞を獲得。
94年、パリ市現代美術館で「愛の冬(HILVER DE L'A MOUR)」と題したコレクションを発表。モードとアートを融合したクリエーションが注目を浴びた。00AWシーズンからパリのウィメンズ・プレタポルテコレクションに参加し、03年にメンズラインを、05年にはフレグランスラインをスタート。04年にデビューしたアイウエアはヴィクターとロルフも常に着用しており、彼らのアイコンにもなっている。同年には六本木ヒルズの森美術館で彼らをキュレーターに迎えた「COLORS ファッションと色彩」展が開かれた。
今年7月に、パリで13年ぶりのオートクチュールコレクションを発表。さらに先日、パリ1区サントノレ通りに「ヴィクター&ロルフ」フランス初の旗艦店をオープンした。ミラノの店舗がクローズしたため、同店が現在世界唯一の旗艦店となる。