連載【From cities 世界の都市に憧れて】では、パリ、ミラノ、NY etc...世界の都市の街のこと、注目アドレスやリアルなシティスナップなど、現地からの最旬情報をお届け! 近い未来、また気兼ねなく海外へ行き来できるようになったら行ってみたい、暫くは、そんな気持ちも込めてお送りしていきます。
第27回目となる今回は、ベネチアのカーニバルにフォーカス。
カーニバル(謝肉祭)はキリスト教国で行われる行事の一つで、期間中は、世界各国でもパレードが行われます。カーニバルというと「リオのカーニバル」を思いつく人も多いかも知れませんが、ベネチアも世界三大カーニバルの一つです。中世にベネチアで実際に行われていた仮面舞踏会が現在のベネチアで繰り広げられる美しいパレードです。2020年は開催中に中止、昨年はオンライン中継と今年も開催が危ぶまれましたが、2月12日より2年ぶりに開催されました。
ベネチアはイタリア北部にあるベネト州の州都で、たくさんの水路が整備され、「水の都」と称されています。ベネチアの象徴ともいえる運河「カナルグランデ」をはじめとする運河沿いにはルネッサンス様式やゴシック様式の宮殿が並びます。街の中心部、サンマルコ広場にある「サンマルコ寺院」はビザンチン様式のモザイクタイルで知られ、鐘楼からは赤い屋根が建ち並ぶ街の景色が一望できます。
ベネチアのカーニバルと言えば、世界各国から貴族の衣装を纏ってお洒落度を競い合うお祭り。衣装を着ていれば誰でも参加できますが、ハロウィーンとはちょっと違う仮装です。ベネチアの街で出会った個性あふれる人々の衣装をご紹介しましょう。
世界三大カーニバルの一つベネチアのカーニバルはいかがでしたか? 貴族の舞踏会を再現したこだわりの衣装でしたね。
海外に自由に行き来が出来るようになった日には是非皆さんも、特別な衣装を着てベネチアのカーニバルに参加してみてくださいね。